元気な体と妊娠しやすい体は違う! 妊娠体質に近付ける食生活とは?
妊活中の皆さん、妊娠力を上げるために何をしていますか? 例えば、冷え予防グッズを使用したり葉酸などのサプリメントを取り入れるなどが挙げられます。
しかし今回ご紹介するのは妊娠体質になれる食事方法! 案外、食事に妊活を取り入れている方は少ないもの。しかし、「たくさん食べているから元気な体」と「妊娠しやすい体」は違います。本日は妊娠体質に近づくための食生活についてお伝えしていきます。
妊娠体質に近づく毎日の食生活とは?
1…卵子の老化を遅らせるビタミンC・E
最近、若い世代からも卵子の老化が話題となっていますが、これを防ぐためには強い抗酸化力を持っているビタミンCの摂取が不可欠! そして妊娠のビタミンとも呼ばれているホルモンを活性化させるビタミンEは排卵の促進や卵巣重量の増加やホルモン調整の働きなどを促します。さらにこれらを同時に摂取することで、抗酸化作用が長く持続されると言われています。
・ビタミンC…ピーマン(特に赤や黄色のパプリカ)、イチゴ、パセリ、ブロッコリー等
・ビタミンE…イワシ、すじこ、たらこ、アユ等
2…糖質の量を減らせば妊娠力がアップ
糖質はエネルギーとして大切な存在ですが、デザートなどのような甘い物の過激な摂取は、エネルギーとして使われないと、脂肪として体に蓄えられたり血糖値が急激に上昇する原因になります。血糖値が急激に上がる状態が続くことで、妊娠に大敵の冷えやイライラ、不安感、不眠に繋がってしまうのです。妊娠体質に大切なことは太りすぎも痩せすぎもNG。食べる量を調整するよりも糖質の量を減らすことを考えてみましょう。
3…パートナーの妊娠力を上げる亜鉛
妊活や妊娠はパートナーの協力があってこそ! そのパートナーの妊娠力をあげるのにおすすめなのが亜鉛。パートナーの亜鉛が不足することで生殖能力や働きが衰えます。食材だけで一日の目安の60mgを毎日続けるのは難しいため、市販のサプリメントなどと一緒に取り入れるのも◎!
・亜鉛…卵(卵黄)、牛肉、ローストビーフ、豚レバー、牡蠣等
4…食べる順番を変えるだけで妊娠体質へ!
よく「食べる順番を変えるだけダイエット」などを耳にしますが、まさに「食べる順番を変えるだけで妊娠体質」へ近づくことができます。しかも方法は同じく、「食物繊維(汁ものもここで)→たんぱく質→糖質(ご飯などの炭水化物はここで)」という順番。
妊娠体質になるにはできるだけ糖質を摂らない、血糖値を上げすぎないことが大切なので、初めに食物繊維をとることで、血糖値の上昇が穏やかになります。続けることで健康的に食べて太りにくく、さらに妊娠体質に変わっていきます。
いかがでしたか? なんとこれらの食事方法は夫婦で取り入れるとさらに効率アップ。二人で毎日美味しく妊娠しやすい体作りができたら嬉しいですよね。今夜の夕飯のメニューはお決まりですね♪ さっそく身近な食材から取り入れてみてはいかがでしょうか?