園ママが知っておきたい子どもの「何かあったよ」サイン3つ
保育園や幼稚園に通い始めると、子どもたちも友達や先生とさまざまな経験をするようになります。もちろんプラスな経験もありますが、中には悔しい、悲しい、寂しい……といった経験もあるもの。とはいえ子どもですから、「何がどう悲しかったか」はうまく説明できません。代わりにさまざまなサインという形で、ストレスを示しています。
親としてはストレスを抱える我が子を、うまくフォローしてあげたいですよね。大事なのは、まず「いつもと違う」と気付く勘。今回は子どもの「何かあったよサイン」を3つご紹介します。
1:自分でできる着替えを「ママがやって」とせがむ
本来自分でできる着替えや食事を、「ママがやって~」と頼むのも1つのサイン。親に甘えたい気持ちを、日常動作で出してきているのです。
時間が許す限り、ママがやってあげましょう。親に甘えを受け止めてもらうことで、子どもは安心します。ずっと続くものではなく、甘えたい気持ちが満たされれば、いつも通り自分でやるようになりますよ。
2:ちょっとしたことで駄々をこねる
いつもよりちょっとしたことで拗ねる、泣く、怒る……これは心身ともに疲れているときに典型的なパターンですよね。あまりにストレスが多いと、1日中怒りっぱなし、なんて日もあるでしょう。
親の方も一緒に怒ってしまいがちですが、子どもの感情には引きずられないように。親に怒られたり、話を聞いてもらえないと、ショックも重なり余計に感情が爆発します。
親は一線をキッチリ引き、「何かあったんだな、疲れているんだな」という目で子どもを見ましょう。理不尽なことで怒っているときも、「どうしたかったの?」「こうしたかったんだね」と話をじっくり聞いてあげます。自分の感情を受け止めてもらえれば、子どもの感情も落ち着き、聞く耳も持つので話が通じるようになります。そこに至るまで、聞くに徹しましょう。
3:いつもと違うクセが出る
爪噛み、指しゃぶり(卒業した後の)、回数の多い瞬き、首をすくめる……いつもと違うクセが出だしたら、心に不安や寂しさを感じている証拠です。子どもも止められないので、止めさせようとするよりは、不安や寂しさの解消をしてあげましょう。ゆっくりお風呂につかったり、遊ぶ時間を増やしたり、スキンシップやプラスの言葉のシャワーを心掛けましょう。
いかがでしょうか。特に入園や進級で子どもが不安になりそうな今の時期は、まず子どもとのスキンシップや遊ぶ時間を増やしておきましょう。ママ側も子どものサインを受け止められるよう、自分のストレスや疲れ管理もしておくと良いでしょう。