頭がよくなるだけじゃない! 子どもにDHAを食べさせたくなる4つのワケ

2014.04.09

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食べると頭がよくなると言われるDHA (ドコサヘキサエン酸)。DHAは脳内に入り込み、神経細胞を活発化させるため、記憶力や学習能力がアップするといわれています。実はそれ以外にも、DHAにはさまざまな効果があることがわかっています。今日は、子供にぜひ食べさせたいDHAの秘められた効能についてご紹介します。


DHAを含む食品

多価不飽和脂肪酸の一つであるDHAは主に魚に含まれています。特にDHAが多いのはサバやイワシ、サンマ、マグロ、ニシンなどの青魚です。青魚のほかにはサケ、ウナギ、マグロのトロ、アンコウの肝部分に多く含まれています。DHAをできるだけ多く摂取するには脂ののっている旬の魚を食べるのがベスト! DHAは消化率が高いため、摂取量の60%を吸収できるといわれています。

子どもの不眠を解消!

不眠は大人だけの問題と思いがちですが、実は子供の約40%は不眠いに悩んでいるといわれています。子供の不眠は、授業に集中できない、うつ、体重増加、不健康などさまざまな問題を引き起こします。近年発表されたオックスフォード大学の調査では、7~9歳の子供を395人集め、睡眠パターンを評価したところ、血中に含まれるDHA(オメガ3脂肪酸)の濃度と睡眠の相関関係が発見されたそうです。この研究によると、血中DHA値が高い子供は長時間、質がよい眠りを得ることができ、血中DHA値が低い子供は睡眠時間が短いことがわかっています。

アレルギーを予防!

近年、アレルギーをもつ子供は増加傾向にあるといわれています。DHAには、アレルギー症状を引き起こすアレルゲンと結びつく成分、メディエーターの生成を抑制する働きがあり、アレルギーの予防に効果があるといわれています。さらに、アトピーを改善する働きがあることもわかっています。またDHAに含まれるシクロオキシゲナーゼという成分は花粉症、喘息などのアレルギーを促進する酵素を阻害する効果があります。

子どもの近視を改善!

現代の子供はテレビやパソコンなどの影響で近視になるリスクが高いといわれています。DHAは、目の網膜に含まれる脂肪酸の約40%を占め、近視の改善に効果的といわれています。さらに動体視力の改善にも効果的です。

運動能力を高める!

DHAを摂取すると血液がサラサラになり、細胞への酸素や栄養素の供給が高まるため、疲労回復に効果があります。そのため運動するのに適した身体づくりに役立ちます。ある研究によるとDHAを摂取したことにより長距離ランナーの記録が向上したと報告されています。

2014.04.09

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Written by Googirl編集部

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