ママに付き物! うまくコントロールしたい「罪悪感のマネジメント」 子ども向け編

2014.03.26

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ママになっただけで、嬉しいことはたくさんあります。一方でママになっただけで、罪悪感を覚える機会も急増します。出産したからって、いきなり家事が上手になったり、好きな仕事や趣味を捨てたり、優しく穏やかでいつも笑顔……なんて、人間変わりませんよね。
とはいえ、出産した途端(正確には妊娠中から)、「良き母親像」に当てはめられ、少しでもはみ出れば罪悪感を覚えざるを得ない現代。「四方八方への罪悪感」が付き物のママ業には、「罪悪感のマネジメント」が大切です。今回はママが子どもに抱えやすい罪悪感と、そのマネジメント法を2つご紹介します。

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ママに付き物な罪悪感~子ども向け編~

1、子どもに怒ってしまう罪悪感

1番ママとしてショックが大きいのは、これでしょう。いくら可愛い我が子でも、何をされても笑顔……ではいられません。1時間もギャン泣きされると疲れるし、1日中後追いが激しくて家事ができないとイライラもするし、忙しいのにイヤイヤの連続では怒りたくもなります。

・マネジメント法→当たり前なこと。あらかじめストレスマネジメントをしよう
環境を考えてみましょう。昔は祖父母がいて面倒を見てもらったり、アドバイスをもらうなど、「ホッ」と一息つくヒマもありました。今は1日中休みなく、ママ1人で「孤育て」という人もいますよね。
人間ですから、息抜きできない環境で息詰まって当たり前。それがたとえ赤ちゃん相手でも、です。ママは神様ではありません。当たり前なことを責めても、ストレスは倍増する一方。ママのストレスは、赤ちゃんにも悪影響大です。
まずは、できるだけママが疲れない方法を考えましょう。家事・育児含め優先順位を決めておくと、「今日はお惣菜でもいい」「これは明日でいい」などスッキリと割り切れます。
マイナスな感情は、受け止めないといつか必ず爆発します。きちんと受け止めて、自分なりのストレス発散方法を2つくらい持っておきましょう(育児中1つでは少ないです)。

2、子どもを預ける罪悪感

子どもを預ける罪悪感はいくら決意が固くても、預けるママ誰もが通る道でしょう。

・マネジメント法→どんな親の背中を見せたいか考える
子どもは、親の背中を見て育ちます。「迷いながら仕事をする姿」と「楽しみながら仕事をする姿」。どっちを見せたいか? 考えてみましょう。
ママが迷えば、子どもも迷います。預けられる時間も、不安が続くでしょう。ママが笑顔で送り迎えしてくれれば、子どもの気持ちも引きずられて、前向きになります。ある意味、踏ん切りが付き、遊びに没頭できます。
「子どもも頑張っている」と思い、預ける時間はママも頑張りましょう。
ほかの場面でも、基本的に子どもは親の背中を見て育っています。ママが「我慢して」「無理して」「ストレスを抱えながら」日々の生活を送れば、子どもも「同じようにしないといけない」と思い、我慢する子になります。子への影響という面でも、罪悪感やストレスのマネジメントは大切といえるでしょう。

2014.03.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/