子育て中のママでも考えたい「自分の人生」

2014.02.17

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「ママ」というと自分のことはさておき、育児に専念するイメージ。赤ちゃんが何もできない1歳未満は、これも大切なことです。しかし乳児が幼児になり、子どもだけの時間を過ごすようになるにつれて、ママも「自分の人生」を考える必要が出てきます。
「今は育児でいっぱい」というママも、自分の人生について少し考えてみませんか?

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専業ママでも付きっ切りの時間は「1人につき3年」

子どもに付きっ切りの時間は、専業ママで3歳から幼稚園と考えても、1人に付き3年。2~3才差で次の子を産む人が多いので、合わせて5~6年という人が多いでしょうか。それ以降子どもは平日約6~7時間家を空け、小学校へ行けば習い事や部活動などもはじめ、「子どもだけの時間・世界」を作るようになります。
時間的に見れば、育児に専念する時間は「思っている以上に短い」ものなのですね。子どもが自分の時間を生きるにつれ、ママも子離れをする必要が出てきます。ママが子どもに依存していては、子どももいつまでもママに依存してしまいます。それは親として本望ではないですよね。

「なってほしい子」に親はなれている?

子どもが幼稚園や小学校に通いだしたら、何をしよう? 選択肢の1つにしてほしいのが、「自分が子どもになってほしいと思っている像」です。
「子は親の背中を見て育つ」といいます。いくら親が塾や物などを与えても、親が理想像と真逆では、子どもはその通りには育ちません。「なってほしい子」に親がなることほど、影響力の強いものは無いのです。
たとえば「運動ができる子にしたい」なら、ママも運動をはじめる。「勉強ができる子」なら、ママも勉強をする。「真面目に働く子」なら、ママも仕事をする、など。
大切なのはママが笑顔で、楽しそうに打ち込むことです。ママが真剣な姿を見れば、子どもも「面白そう」と興味を抱き、「自分もママみたいにやりたい!」と思うでしょう。日常的にママがやれば、子どもも自然と続けます。

「自分の好き≒子どもへの希望」

そのためには、もちろん「ママ自身が好きなこと」が大切ですよね。もちろん前提として、子どものためだけでなく、これから何十年とある自分の人生のためでもありますから。
筆者自身は、自分の好みと子どもへの希望は大体繋がっています。1つのことに深く打ち込む子になってほしいのですが(職人的なイメージ)、自身も1つのことに打ち込んでいる最中です。皆さんもきっと、繋がっている面もあるのでは?
今まで自分が好きだったことを思い浮かべながら、これからの「自分の人生」を考えてみてくださいね。

2014.02.17

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/