妊娠線を阻止したい! マタニティー中でも美腹を目指そう!
妊娠中のママのお腹は今までに経験したことのないくらい、どんどん大きく……。そして、気が付いたら妊娠線ができてしまった! という経験者は多いです。妊娠線は急なお腹の伸びにより、皮膚がさけてしまうこと。
残念なことに、一度できてしまった妊娠線は薄くなったとしても消えることはないのです。そしてこれからまさに冬の乾燥シーズン。乾燥によりますます妊娠線ができやすい環境に……。そんな現在妊娠中のママのための「美腹」を目指す方法をお伝えしていきます。
妊娠線知らず! 美腹スケジュール
初期(妊娠2~4ヵ月)
このころの妊婦さんはつわりなどの影響で体重が減ってしまう方も。そうでない方でもお腹は目立ちません。しかし、お腹の変化はホルモンバランスの影響によって正中線が出たり毛深くなったりしますが、産後もとに戻るので心配いりません。
お腹が大きくなる前に美腹を目指すなら、この時期から締め付け感のないマタニティーショーツに切り替えたり、腹巻等でお腹周りを冷やさないようにしましょう。特に締め付け感のあるショーツや服は色素沈着の原因になります。
中期(5~7ヵ月)
安定期に入ったころから徐々にお腹がふっくらとしてきます。さぁ、ここから妊娠線ができないように妊娠クリームなどで肌の保湿ケアを重視して行うように習慣付けましょう。まだそんなに目立たないし……と思っていると、冬の乾燥とのダブルパンチが一気に妊娠線として訪れる場合もあるので、早め早めのケアに越したことはありません。
そして、つわりが落ち着くと同時に今度は食欲がでてくる方が多いので、急な体重増加に伴いお腹が急激に伸びるのを防ぐためにも体重管理をはじめましょう。
後期(8~10ヵ月)
冬の後期の妊婦さんは最も妊娠線が出やすいのだとか。やはりお腹の大きくなる時期の乾燥は大敵なのです。後期になるとケアが当たり前の習慣になってきていると思うので、お腹の保湿ケアを一日一回の方は最低二回にしましょう。
特に、臨月近くの妊婦さんはお腹も急激に大きくなってくるため乾燥を感じる前に保湿してあげることが大切。おすすめはお風呂上がりと朝の着替えの前。引き続き、美腹だけでなく安産のためにも体重管理は必須です。
美腹を作るクリームの塗り方!
塗るならただ全体に広げるだけ! ではもったいないし、塗り残しができているかも。きちんとしたケアでより美腹を作りましょう。
1…クリームやオイルを手に取りお腹にのせて時計回りにやさしく、お腹を温める気持ちで手全体で馴染ませていきます。
2…見落としが多い下腹や見えにくいバストの下などもきちんと塗れているかチェック。特に下腹は妊娠線ができやすいので注意!
3…大きく出ているお腹の下側で見えにくい部分も、足の付け根あたりからやさしくお腹を持ち上げるイメージでしっかり馴染ませる。
4…下腹から手の届く横腹~背中の部分にまで広げて完成!
これで、大きなお腹だけのケアではなく、皮が引っ張られて妊娠線になりやすいお腹周りのケアもバッチリできます。
いかがでしたか? 妊婦さんの美腹とは痩せているということでも引き締まっているということでもありません。ふっくらしたお腹に加え、妊娠線のできないうるおい満ちたお腹のことを美腹と呼びます。早め早めのケアに越したことがない保湿ケア! すでにしている方もうっかりまだだったという方も早速自分のお腹をチェックしてみましょう。