子どもに悪影響??母親のネガティブ言葉 3選
子育てをしていると、ふと「自分の言葉が子どもに悪影響になるのでは?」と思う瞬間がある。言葉はただの記号ではなく、相手の心理や潜在意識にまで影響を与えるもの。親の何気ない一言が、子どもの気持ちや性格、精神状態、意欲まで変えてしまうのです。
今回は日常生活で遣いがちだけれど、子どもに悪影響になるかもしれない言葉を集めました。あなたはつい口にしていませんか?
「ちゃんとして」「早く~して」
子どもと過ごしていると、生活習慣でも遊びでも、子どもが常に一生懸命なことに驚かされます。時には失敗したり時間がかかっても、基本的に「ちゃんとやりたい」「自分でやりたい」と常に思いながら取り組むのが、子どもというもの。
しかし大人としては、上手にかつ早くできないことに苛立ち、「ちゃんとして」「早く~して」とせかしがち。子どもは本来の意欲を汲み取ってもらえないことに傷付き、追い立てられることにストレスを感じ、結局失敗するケースが増えてしまいます。
意欲を汲み取る、予め計算して早く用意をしておく、意欲を褒めてから正すなどの対応が最適でしょう。
「ダメ」
1日に数十回も言ってしまうママやパパが多い言葉。親としては「(そんな行動をしては)ダメ!」と言っているつもりですが、何度もダメダメ言われる子どもとしては、行動だけでなく自分もダメだと思い込んでしまうこともあります。
「ダメ」のポジティブな変換例としては、「~した方がいいよ」と正解を提示すること。これでダメの出番も一気に減ります。
「嫌い」
1日中ぐずり続ける子どもに向かって、「嫌い!」なんて言ってしまった経験のあるママもいるのでは? 女性は感情的になりやすく、言語表現も感情的なものが多いですが、「嫌い」だけは言ってはいけません。
「ママに好きでいてもらうこと」は、子どもにとってはこの世の命綱。いくら食べ物やオモチャに満足していても、ママが好きでいてくれなければ「この世の終わり」ほどの悲しみを抱えるのが子どもというもの。トラウマにさえなりかねません。
子どもに対する「好き嫌い」発言は1番慎重になるべきでしょう。好きは何万回でも言っていいですが、嫌いは1回でも言わない方がよいです。
皆さんも、身に覚えがあるのでは? 気が付いてからが勝負ですから、これから気をつけましょうね。