悩むのはあなただけじゃない! ママになって自信をなくしたこと3選
産後うつや育児ノイローゼの原因の一つに、「自信の喪失」があります。子育てはそれまで当たり前だと信じていたことや、できると思っていたことが、端から見事に打ち砕かれていくもの。特に真面目な性格や完璧主義者だと、そのショックも絶大でしょう。
今回はどんなママでも抱える、子育てをスタートして自信をなくしたことを集めました。ママは悩んでいるのは自分1人だけではないことを、これから予定のある方は今後のためにも知っておいてくださいね。
知識・情報通りにいくという自信
学校教育を受け、仕事ではマニュアルを重視し、情報過多と言われるほど情報に溢れる現代。「知識や情報があれば大体うまくいく」と信じる人も多いですし、実際にうまくいくことも多いですよね。
しかし子育てに関しては、知識も情報も役立つのはせいぜい1/3程度。子育ては人間がなしえる事の中でも、最も「本能的」なもの。「答えは赤ちゃんが知っている」ことがほとんどで、情報より、赤ちゃんに目を向けた方が解決することが多いのです。
もちろん情報を知っていても良いのですが、「赤ちゃんの成長・発達・個性・性格」など全て個人差が大きく、焦ったり落ち込むなど逆効果になるママも少なくありません。普段から情報頼りに偏らず、自分の本能にも目を向ける癖を付けておきたいところです。
普通でいる自信
日本はある意味「普通ブーム」。仕事も恋もオシャレも、普通でいることが一種のステイタスとされ、「普通でないと不安」という人も多いですよね。実は普通には、「内容によってはレベルが高い」という落とし穴があります。
例えばメイクやオシャレなら、雑誌をチェックして買い物をすれば、そこまで困難なく普通になり得ます。しかし「適齢期で結婚」「普通に昇進」など、自分以外の人間が絡むと難易度はアップ。さらに子育てになると、「心身が未熟な赤ちゃん」が対象ですから、その難しさもレベルが一気にアップします。
実は「普通に妊娠・出産」も難しいですし、「普通に子育て」も難しいもの。普通でない自分に落ち込む人も多いですが、人間…特に赤ちゃん相手ですから、普通に行かなくて当たり前です。
自分の思い通り・予定通りにできるという自信
特に真面目な性格や完璧主義な人は、「勉強も仕事も恋愛も今まである程度できたし、「やる自信がある」「計画を立てて実行すれば、何事もうまくいく」「何でも完璧にする自信がある」という思いも強いです。
しかし子育ては、それが全て打ち砕かれます。自分の思い通りとは逆方向を行き、今まで当たり前にできたことも、ほとんどできなくなります。実は「人間相手」で「子供を1人育てている」のですから、思い通りにいかなくて当たり前です。
逆にあまりに真面目過ぎ、「赤ちゃんを自分の思い通りにしたい」と支配する親も少なくありません。その子育て法では、思春期に子どもの反発により、壁にぶつかることも多いでしょう。軸を自分中心にせず、「子どもの様子や気持ちを見る」と良いでしょう。
いかがでしょうか? 自分も未熟なうちから子供を育てるのですから、自信がなくて当たり前。自信にこだわるよりは、赤ちゃんの時間を楽しみましょう。
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