自己表現できる子を目指そう! 「子どもの感情表現力」をアップさせる方法4つ

2013.08.14

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いわゆる「魔の2歳」と言われる第一反抗期。これは子どもが「思っていることをうまく表現できない」ことも一因。ショック、悔しい、寂しい…そんな感情ほど表現する言葉や方法が分からず、かんしゃくという形で表れやすいのですね。
これは2歳だけでなく、それ以降も感情を表現する術を知らないと、自分の気持ちをうまく伝えられない子になってしまうことも。以下の4つの方法で、子どもの感情表現力をあげてあげましょう。

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ママが感情表現豊かでいる

1人の時よりも、子どもの前では「感情表現豊かでいる」「感情を表現する」ことを意識しましょう。と言っても、大げさにする必要はありません。「お花がキレイだね」と些細なことでもママが喜ぶことで、子どもの感情も豊かになります。

ママが感情を言葉にする

表情・雰囲気・声などから、ママの微妙な感情変化も読み取るのが子どもというもの。ママ自身が感情が変わるたびに、言葉で表現してみましょう。
たとえば「会えなくて寂しかったね」「ママも失敗して悔しかったよ」など。普段からプラスの感情は口にする機会も多いと思いますが、マイナスの感情もきちんと表現してあげてください。感情と言葉がリンクしますし、マイナスの感情でも口に出して良いのだと安心します。

絵本を読む

様々な感情を知るのに大切なのが、絵本を読んであげること。絵本の表情やストーリーから、子どもは感情を学びます。また「無視されると悲しい」という感情の因果関係や、「悔しいと泣く」という感情と行動の連鎖も学びます。
絵本を読むときには、「感情表現・因果関係・感情と行動の繋がり」について言及してあげると良いでしょう。

子どもの感情変化を汲み取り言葉にする

筆者の子もそうなのですが、言葉を知っただけでは感情を表現できない、引っ込み思案の子もいます。親が子どもの微妙な感情変化を汲み取り、言葉にしてあげることも大切です。「何があったの?」と起きたことをじっくり聞き、「できなくて悔しかったんだね」「怒っているの?寂しいの?」と感情を代弁して聞くこと。親が手助けすることで、感情と向き合い、表現する術を子供が身につけます。

いかがでしょうか? 感情が表現できるというのは、感情を認めることができるということ。生きていくうえで最も大切とも言えます。是非実践してあげてくださいね。

2013.08.14

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/