自己表現できる子を目指そう! 「子どもの感情表現力」をアップさせる方法4つ
いわゆる「魔の2歳」と言われる第一反抗期。これは子どもが「思っていることをうまく表現できない」ことも一因。ショック、悔しい、寂しい…そんな感情ほど表現する言葉や方法が分からず、かんしゃくという形で表れやすいのですね。
これは2歳だけでなく、それ以降も感情を表現する術を知らないと、自分の気持ちをうまく伝えられない子になってしまうことも。以下の4つの方法で、子どもの感情表現力をあげてあげましょう。
ママが感情表現豊かでいる
1人の時よりも、子どもの前では「感情表現豊かでいる」「感情を表現する」ことを意識しましょう。と言っても、大げさにする必要はありません。「お花がキレイだね」と些細なことでもママが喜ぶことで、子どもの感情も豊かになります。
ママが感情を言葉にする
表情・雰囲気・声などから、ママの微妙な感情変化も読み取るのが子どもというもの。ママ自身が感情が変わるたびに、言葉で表現してみましょう。
たとえば「会えなくて寂しかったね」「ママも失敗して悔しかったよ」など。普段からプラスの感情は口にする機会も多いと思いますが、マイナスの感情もきちんと表現してあげてください。感情と言葉がリンクしますし、マイナスの感情でも口に出して良いのだと安心します。
絵本を読む
様々な感情を知るのに大切なのが、絵本を読んであげること。絵本の表情やストーリーから、子どもは感情を学びます。また「無視されると悲しい」という感情の因果関係や、「悔しいと泣く」という感情と行動の連鎖も学びます。
絵本を読むときには、「感情表現・因果関係・感情と行動の繋がり」について言及してあげると良いでしょう。
子どもの感情変化を汲み取り言葉にする
筆者の子もそうなのですが、言葉を知っただけでは感情を表現できない、引っ込み思案の子もいます。親が子どもの微妙な感情変化を汲み取り、言葉にしてあげることも大切です。「何があったの?」と起きたことをじっくり聞き、「できなくて悔しかったんだね」「怒っているの?寂しいの?」と感情を代弁して聞くこと。親が手助けすることで、感情と向き合い、表現する術を子供が身につけます。
いかがでしょうか? 感情が表現できるというのは、感情を認めることができるということ。生きていくうえで最も大切とも言えます。是非実践してあげてくださいね。