第2子を妊娠したら…。上の子に寂しい思いをさせないためにすべきこと 4選
第2子のオメデタが判明! 嬉しいことですが、上の子の心のケアも忘れずに心がけてあげましょう。弟や妹ができるのは上の子にとってもまさに未知の体験。発育途上にある子どもにとって理解するのがなかなか難しいことなのです。上の子が3歳、4歳くらいでも、下の子が生まれたとたん“赤ちゃん返り”が始まって、新生児のお世話以上に大変だったと語るママさんもいます。上の子に寂しい思いをさせないためにも、心に留めておきたいことをまとめてみました。
妊娠中のママの体調や変化を、きちんと上の子に話してあげる
ママが妊娠して体の中でどんなことが起こっているのか、子どもは興味津々。ですから、子どもにもなるべく分かりやすい言葉で、体調や体の変化をきちんと話してあげてください。赤ちゃんがママのお腹の中ですくすく育っているんだよと、ママが愛情をもって伝えれば、上の子も赤ちゃんに対する好奇心や愛情が芽生えます。
赤ちゃんが生まれたら、どんなお手伝いをしてくれるとママが助かるか、話しておく
赤ちゃんのお世話ばかりに気がまわり、上の子とじっくり向き合えない、ということが“赤ちゃん返り”の一番の原因。赤ちゃんのお世話と上の子を切り離して考えるのではなく、同じレベルで考えましょう。
たとえば、上の子がどんなお手伝いをしてくれたらママは助かるでしょうか。ものを運んできてくれる、赤ちゃんに歌を歌ってあげる、部屋のお片づけをする、などなどたくさんあるはず。赤ちゃんのお世話に上の子も巻き込んで“共同プロジェクト”とすれば、疎外感を抱くこと少なくなるでしょう。
“おにいちゃん、おねえちゃんになる”ことの理解を助ける絵本を一緒に読む
赤ちゃんが生まれることによって、“おにいちゃん、おねえちゃん”になる、というのは上の子にとってもチャレンジングなことです。でも、その理解を助けるような絵本もたくさんあるので、ぜひそういった絵本を赤ちゃんが生まれる前から一緒にたくさん読んでおきましょう。
上の子とはいえ小さな子どもにとって、赤ちゃんが生まれて以後の生活を想像するのはとても難しいこと、でもこうした絵本を繰り返しママと一緒に読むことで心の準備ができるはずです。
カードやおもちゃ、赤ちゃんグッズを上の子と一緒に作ったり、考えたりする
赤ちゃんのおもちゃやグッズをいろいろ考えるのも楽しみのひとつ。ぜひ、上の子と一緒に、“赤ちゃんはこういうのが好きなんじゃないかな”と話しながら、手作りしたり、考えてみたりしましょう。上の子も意外なアイデアをいろいろもっているかもしれません。それをうまく引き出してあげて、“赤ちゃんがくるのが楽しみだね”というワクワク感を共有してください。
どんなにしっかりした子でも、赤ちゃんが生まれてみると、“ママをとられちゃう”という不安感を覚えることがあると思います。“もう大きいんだから”と突き放したりせず、そうした不安感や寂しさを包み込んであげて、赤ちゃんを迎えてあげてくださいね。
参考記事:8 Tips to Prepare Your Child For a New Sibling