ママは3足のわらじ?!「育児しながら在宅勤務」実体験レポ

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宮野茉莉子

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2013.07.02.Tue

安倍政権が掲げる「育休3年」と「在宅勤務」。つまり「育児しながら在宅勤務」が推奨されているわけですが、育児・家事の両立でさえ苦労は大きいもの。そこに仕事がプラスされるとどうなるのか?実際に2歳2ヶ月間まで育児しながら在宅仕事をしていた筆者が、その実態をご紹介します。

育児・家事に+仕事で3足のわらじ

「赤ちゃんを見る人が自分以外誰もいない」という状況は、想像以上に大変です。黄昏泣きや5分に100回くらいの「ママ」連呼を聞き流し、興味本位で危険なものに手出しする子どもを叱り、TVに頼りながら日々の家事をする。核家族の家事・育児に、「心の痛みと罪悪感」は付きものです。
ここに「+仕事」をしたらどうなるのか、果たして可能なのか?具体的な状況をみてみましょう。

1.子どもが起きている間の仕事は6ヶ月まで

在宅勤務というと、子どもが起きている間も仕事をするイメージ。しかし可能なのは、6~7ヶ月までです。
寝返りやハイハイが始まると、1人で移動しながら何でも口に入れる赤ちゃん。目を離せません。またまとまった1人遊びができるのも2歳~ですから、遊び相手になるのも必須。加えて、子どもはパソコン大好き。パソコンをつければ100%食いつきますので、とても仕事にはなりません。筆者自身仕事がどうしても間に合わない時は、TVやDVDを見せながら仕事をしていました。

2.昼寝中の仕事は2歳まで

結局子どもの「昼寝や睡眠時間」しか、在宅で仕事はできません。ただし0歳代は授乳中で夜間授乳もあるため、ママも睡眠は必要。無理すると産後の肥立ちに響きます。
また昼寝も個人差あり、中には昼寝をしない子も。2歳を過ぎると体力も増えるので、昼寝時間も一気に減ります。筆者は0~1歳前半は2時間、1歳半~1時間、2歳~30分のみ、昼間中の仕事ができました。

3.ギリギリを超えた無理をしがち

在宅勤務に「睡眠時間を削って仕事」は必須ですが、誰も無理してると指摘はしてくれません。結局体を壊してから、無理に気付く人も多いもの。
例えば今年29歳になり現在2歳半の子がいる筆者は、諸事情あり2歳4ヶ月まで授乳していました。睡眠時間5~6時間のうち、途中で2~3回の夜間授乳あり、起きる時間によっては二度寝せずそのまま起床。土日も休みなしです。
日中はフルで家事はもちろん、子連れ買い物、店や家でのグズり対処、公園など外遊び、1時間の寝かしつけなど、体力だけでなく気力勝負。結果免疫力が低下したのか、それまで経験無しのウイルス性の病気に多くかかったり、親知らずが痛むようになりました。

4.旦那の協力は必要不可欠

結局平日は、仕事ができても1日2~3時間。しかし育児に「不測の事態」はつきものです。急な病気や怪我で夜間診療にかけこみ、夜通し看病、1日中グズる子をあやすなんてよくあること。
予定がずれ込むのはもはや当然ですから、旦那の協力は必須です。

5.自分の時間と夫婦の会話はほぼゼロ

「育児中は自分の時間ゼロ」と言われますが、在宅仕事をすれば尚更ありません。夜も仕事ですから、平日は夫婦で会話をする時間もほぼなくなることも。

いかがでしょうか?
筆者は仕事を好きな気持ちで乗り切れましたし、仕事が自分時間の代わりと思えるところもありました。ただひどい寝不足や不測の事態で仕事の終わりが見えないと焦り、イライラしてしまう自分に落ち込んだり、子どもに謝ったり…という悪循環があったのも事実です。
もちろん頑張ればギリギリまで子どもを預けずに育児できますし、仕事も継続できますから、その点の満足度は高いです。ただ3つの両立が「思っているよりも簡単でない」ことを予め知ることは大切。ライフプランを練る1つの要素にしてみてくださいね。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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