逆子と言われたら?焦らなくても大丈夫、自宅で逆子を直そう!
妊婦の皆さん、『逆子』と言われて不安に思っていませんか?
そして妊娠中のほとんどのママが一度は逆子と言われたことがあるのではないでしょうか?今、逆子でも心配いりません。本日は赤ちゃんと逆子の関係と改善方法についてお伝えしていきます。
逆子とはどのような状態なの?
逆子とは、通常お腹の中の赤ちゃんは頭を下にした状態なのに対し、頭が上になっている状態のことを言います。
赤ちゃんはお腹の中で常に元気に動き回っています。そのため、前回の検診では逆子だったけれど今週は頭が下に戻っていた!なんて妊婦さんがほとんど!
このようにほとんどの場合、出産が近づくにつれ、35週~36週目を目安に自然に直っていくことが多く、心配はいりませんが、逆子を直るように働きかける方法をするのも効果的です。
逆子を直すには?
産院で進められる逆子運動・逆子体操などを教わり、医師の指導のもと、自宅で実行するのが良いでしょう。マタニティー雑誌などを参考にするのも良いですね。
そんな中、体に負担のなく出来る方法があります。
それは、『横になる・横向きに寝る』こと。しかし、これにはポイントがあり、赤ちゃんの背中が上になるようにして横になること。そうすることで、赤ちゃんの頭が重力で下がり、回転を助け、逆子を直せるという方法。
胎動のみで背中を判断するのは難しいので、検診時に逆子と言われた場合、赤ちゃんがどちら側に背中を向けているか聞いてみるのが良いでしょう。こちらは運動や体操と違い、体に負担がかからないことから、気軽に行いたいですね。
逆子直しのツボをチェック!
ツボを押して血行を良くし、子宮を柔らかくすることで子宮にも血液が巡り、赤ちゃんも元気!赤ちゃんを活発にして、逆子改善を目指しましょう。力を入れすぎず3秒押してパッと離すのを5回繰り返し、毎日一回行うのがおすすめです。
(参考写真:青い部分=ツボ)
足三里(あしさんり)
ひざの皿の下にあるくぼみから指4本分下のところで、向こうずねの外側にあるツボ。足の疲れやむくみを取り除く効果があるほか、胃腸の症状を改善してくれます。むくみやすい妊娠後期にもおすすめのツボ。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの出っ張りから、指4本分上にあるところで、押すと痛みがあるのですぐに分かります。子宮の血行を良くする効果があることから、逆子直しのほか、婦人科系器官のバランスを整える効果もあり、赤ちゃんにとっても嬉しいことばかり。効果が出過ぎる場所でもあるので優しく押しましょう。
他にも日常で出来ることはたくさん!
逆子と気にしすぎるのは絶対にNG!ママの不安やストレスは赤ちゃんに伝わります。ママ自身が心身ともにリラックスしているのが赤ちゃんにとっては一番うれしいこと。そして心身ともにリラックスしている時というのは、子宮の筋肉の緊張もほぐれ、柔らかくなり、赤ちゃんものびのびと動くことが出来るのです。
一番は子宮の血行を促進して赤ちゃんの居心地を良くさせることなので、これからの季節、冷たいものを摂り過ぎて体を冷やさないことや、暑くてもお腹周辺や足を冷やさないことを心がけて靴下や腹帯をするなどして、日常でもやわらかな子宮を目指すことも大切です。