育児の壁にあたったとき、、こんなことをかんがえてみませんか?
本来楽しいはずの育児ですが、時につらいと感じたり、自分のやり方は正しいだろうかと悩んだりすることもあります。そんなお母さんのストレスを子どもはよく感じとり、ますます子どもと向き合うのが難しく感じることも。。。子どもだってほんとうはハッピーで優しいママでいて欲しいと思っているはずです。そこで、育児にちょっと行きづまりを覚えたときに、覚えていて欲しいことをまとめてみました。
お互いをレスペクト(尊重)しあう関係を築けているか?
子どもが親の言うことをきかない、親もイライラして言葉に棘が出てくる、、これは悪循環です。親子の関係は愛情と信頼、そして相手を尊重する気持ちがベースに必要です。すぐに叱る前にきちんと子どもの言い分を聞いていますか?大人からみればダメな行動の裏にも、子どもなりの言い分や理由があるはずです。
でも子どもはまだきちんと自分の気持ちを大人に話したり、説明することができません。(大人でも出来てない人だっていますよね)だからこそ、親のほうがゆとりのある視線で子どもの行動を観察し、“ちゃんとあなたのことを見てるし、言い分も聞くよ、だからちゃんとママ(パパ)の言うことも聞いてね”というメッセージを送らなくてはなりません。そこから、お互いを尊重できる関係が築けるはずです。
一目手のかからない“いい子”ほど、注意して見守ろう。
きょうだいのいるお子さんがいる人、全員にちゃんと目を配っていることは大変ですが、“手のかからないいい子”ほど実は注意が必要です。親は“手がかからない”と感じても、じつは本人のなかでかなり我慢したり、気をつかっていることがあるかもしれません。まだまだ小さいうちは本当は誰だって心から親に甘えたいと思っているもの。無理して“いい子”を演じていないか、きちんと見守ってあげてください。
叱った後に、ちゃんと愛情表現をしている?
子どもがいけないことをしたら叱るのは親の責任、でも怖い顔や声で叱りっぱなしにしていませんか?
親に叱られるというのは子どもにとって一種の恐怖体験にも近いものです。叱ったり、怒った後はそのままにせず、ギュッと思いっきり抱きしめてスキンシップしながら“今怒ったけど、これからは気をつけてね。○○ちゃんのことママ(パパ)は大好きだよ”と言ってあげましょう。そうすることで子どもは“今叱られたけど、ママやパパからちゃんと愛されているんだ”と実感できます。
大きくなってくるとスキンシップを嫌がる子もでてきますが、実は親子の絆を確かめるためにとても大切なことです。小さな体をたくさん抱きしめてあげましょう。