ママの認知度96%のロタウイルス予防接種。しかし接種期限があることを知ってるママは半数以下

2013.03.28

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ママの皆さん、感染症『ロタウイルス』をご存知でしょうか?2011年11月から予防接種を受けられることになり、ママの間でも認知度が高まったのではないでしょうか?
しかし、このロタウイルスの予防接種には接種期限があることをご存知でしたか?
今回は実際にママ1499人に聞いたアンケート回答(ウィメンズパーク調べ)を参考に、ロタウイルスの予防接種の重要性についてお伝えしていきます。

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ロタウイルスの認知度

1499人のママに聞いたロタウイルスの認知率は96%。この結果からほとんどのママたちが知っている「ロタウイルス感染症」ですが、その中でも予防接種を行いたい・前向きに検討したいというママは54%。新しく始まったワクチンだから心配という声もありますが、約半数以上のママたちが予防接種を希望している結果になりました。
予防接種をすることで感染を90%以上の確率で防げるため、赤ちゃんの体調に合わせて接種したいところ。

ロタウイルスの症状とは

乳幼児にかかりやすく、症状としては、下痢や嘔吐・発熱・食欲不良などに陥り、それにより脱水症状やけいれんを引き起こしたりと重症化しやすいのも特徴で入院や点滴となる赤ちゃんも少なくはありません。
ロタウイルス感染症を経験したママの声でも、
▽ とにかくすごい下痢で、消毒を根気強くやっても、一家全員、実家の両親にもうつってしまいました。<福岡県 37歳>
▽ 脱水を起こして衰弱しきっているわが子を見ているのは辛かったです。<北海道県 31歳>
などと、とても辛い症状なうえ、嘔吐物や排せつ物の飛沫から人へ感染。なんと普通のアルコール消毒では菌は死滅しないため、処理も大変。そのうえ感染力が強いため、子どもがかかると家族に感染する可能性もあるということも知っておきたいところです。(消毒は次亜塩素酸が効果的。)家族に小さなお子さんの兄弟がいる場合は特に気を付けたいものです。

知ってほしい接種期間の重要性!


さて、今回もっとも注目してほしいのが『接種期間』について。
ロタウイルス予防接種の接種期限があることはご存知でしょうか?アンケートでは接種期限を知らないママが半数以上もいらっしゃいました。
それだけでなく2011年11月から接種できるようになったことを知っていたのは、わずか25.5%。注射ではなく生ワクチンのため、飲む甘いシロップタイプのワクチンであることは、34.6%のママしか知りませんでした。保健所やママ友などから情報は得ているものの、接種時期などの詳しい知識までは、浸透していない実態が浮き彫りに。

これを機に知ってほしいことは、ロタウイルスの予防接種には2種類あり、接種完了時期は2回接種の場合『生後6~24週未満』、3回接種の場合『生後6~32週未満』に完了させなければなりません。その理由は、腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくい低い年齢で接種するのが目的のため、接種できる期間が決められていて、これがほかのワクチンと異なる点です。
この期間を過ぎてしまうと予防が受けられなくなってしまうので、生後1か月検診の時に医師や看護師に相談し、予防接種スケジュールを立てましょう。ロタウイルス予防接種は、生後6週から受けられるので1回目は早めの接種をおすすめします。

ママの皆さん、ロタウイルスの症状・予防接種についてお分かりいただけましたか?予防接種で感染が防げるのなら我が子の健康のために接種したいものですね。接種期限を正しく知って予防接種で我が子を守りましょう。

参照元:データから読み解くホンネ白書 認知度が高まった“ロタウイルスの予防接種”でも、接種期限があることを知ってるママは半数以下-日本最大級女性口コミ-ウィメンズパー

2013.03.28

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/