赤ちゃんのお世話はいつ何が楽になるの?乳幼児期別にご紹介
赤ちゃんが生まれると、食事、着替え、入浴、オムツ替え、寝かしつけ・・・など、ママは全てのお世話をすることになります。成長するに従い、少しずつ赤ちゃんが自分でできるようになるものですが、具体的にいつ、何が、どう楽になるのでしょうか?
今回は実際に子育て中の筆者が、ママ目線で生活上何がどう楽になったかご紹介します。
※赤ちゃんの成長には個人差があり、もちろん個性だって赤ちゃんそれぞれ違います。できるようになる時期も、得意なことや好きなことも性格も、みんな違うので、あくまでも下記文章は目安としてご覧ください。
3ヶ月 授乳・寝不足ラッシュの一段落
生後すぐは、1~2時間ごとに授乳・オムツ替えラッシュ。ママの睡眠不足もかなりのものになります。それが落ち着いてくるのが3ヶ月。個人差もありますが、授乳時間も3時間はあき、睡眠も昼夜の区別がついて中には5~7時間寝る子も。
首もすわりますので抱っこが楽になり、表情も豊かで「あー」などの声も発するようになります。生まれたてのお世話の大変さが一段落し、お世話しているママも楽しみを感じることができるのが3ヶ月です。
6ヶ月 遊びの幅が広がる
寝返りをし、おすわりができる子も出てくる時期。腰が据わりますので抱っこが楽になります。自分でものをとったり、両手を使ってオモチャで遊ぶなど、遊びのレパートリーも増えます。
9ヶ月 外出しやすくなる
ハイハイ・つかまり立ちができる時期。一人遊びもできるようになるので、ママも少しは楽に。離乳食ではうどんを食べたり、お茶をストローで飲めるようになりますので、外出しやすくなります。立ちながら洗えるので、お風呂もグンと楽に。
またそれまでは育児に参加しにくかったパパも、ハイハイがはじまるとボール遊びや外遊びなどができるようになります。
1歳~ 何でもかんでもやってあげる時期が一段落
伝い歩きや、1人で歩くようになる時期。外でのお散歩も楽しめるようになります。離乳食も完了し、大人の取り分けや、外食も楽しめるようになります。
スプーンで上手に食べる子も増えますので、食事介助も楽に。断乳をすれば、夜起きることもなくなり、やっと1晩中眠れるようになるママも。また、言葉も出始めますのでママとパパも嬉しい時期。「あれとって」「これあげる」など、日常会話も半分ぐらいは理解するようになりますので、意思疎通がはかれる分楽になります。
2歳~ 言語コミュニケーションができる時期
2~3語分と言葉が増え、徐々に大人と同じように喋れるようになります。日常会話も8割は理解しており、会話で次に何をするのか理解できます。例えば「お散歩行くよ」といえば、先に玄関に行き靴を履くように。
階段も上れるようになり、走ることもできます。歩ける距離が広がり、長時間でなければベビーカーや抱っこ紐無しでも外出が可能になります。
お手伝いもできるようになるので、家事が一緒にできるように。1人遊びの時間もグンと増え、家事が楽になります。着替えはズボンなら1人で脱ぎ着します。口もすすげるようになるので、外出後や歯磨き後のうがいも安心です。
3歳~ 一通り自分でできるように
1人で食事・排泄・着替えが一通りできるようになります。
「火に触ったら暑い」「車は危ない」など、何がどう危険かが理解できるようになります。それまでは危険なものがないか終始目を光らせていたママも、少しは落ち着けるようになります。
いかがでしょうか?もちろん乳幼児期は、1つ楽になれば違う面で大変なことがまだまだ出てくる時期。それでも肉体的な大変さからは徐々に開放されますので、目安にしてみてくださいね。