自信のある子どもに育てるための4つのヒント
自分のことも他人のことも大切にしようという気持ちを子供にはぜひもってもらいたいものです。そのためには、自分を卑下することなく自信を持って生きる力を育んであげることが肝心です。そんな力を伸ばしてあげるために、親はどんなことに気をつけてあげればよいのでしょうか。そのヒントをご紹介しましょう。
子どもの一番のお手本は親、まずは親自身が大らかな気持ちで子どもに接する。
小さい子どもにとって親はもっとも身近でお手本となる存在。親がストレスを感じてイライラしていたり、常に文句を言っていたりすると、そのストレスや不安感は子どもにも伝染し、悪影響を与えてしまいます。
子どもが“お父さんとお母さんはどんなときでも自分のことを気にかけ、見守ってくれる”と感じることが自己肯定感の第一歩。まずは親が大らかな気持ちで子どもの存在を無条件に受け入れ、愛してあげることが大切です。
子どもがなにか出来たときは、やや大げさなくらいに褒めてあげる。
親からの賞賛ほど、子どもにとって嬉しいものはありません。“お父さんとお母さんはこんなに喜んでくれるんだ”と実感することで、自分に対する確固たる自信を強めてゆくのです。大人にとっては大したことでなくても、“良くやったね、頑張ったね”、“こんなこともできるんだ、すごいね”とやや大げさなくらいに褒めてあげてください。
“失敗してもいいんだ”と子どもに教える。
親がつねに“成功”ばかり期待すると子どもは失敗を恐れ、新しいことにチャレンジする気持ちが萎えてしまいます。成功するためには失敗はつきもの、むしろ失敗は成功への貴重な体験となることを親が教えてあげましょう。“失敗してもいいんだ”と思うことで、子どもは打たれづよくなり、そこから表面的な成功や失敗に左右されない自信がつくはずです。
ときには“コンフォートゾーン(居心地の良い環境)”から一歩踏み出すことを勧める。
毎日おなじことをして過ごすより、ちょっとハードルの高い環境におかれたときその人の真価が発揮さえるのは大人も子どもも同じ。子どもがいつも同じような環境にいて“コンフォートゾーン”に安住しているなら、ときには違ったことをしてみたり、違う友だちと遊ぶことを勧めてあげましょう。コンフォートゾーンから一歩踏み出すのは勇気の要ることですが、これを成し遂げたとき、どこでも自分らしくやっていける適応力が身につき、大きな自信につながります。
参考記事:How To Build Self-Esteem In Children?