自分でも意外!?出産を機にがらりと考えが変わったいろいろなこと

2012.12.01

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出産は女性にとって大イベントですが、なにがもっとも大きく変わったかといえばやはり自分自身。出産前と後で180度がらりと大きく考えが変わったことがあります。自分に限って、そんな変化はないだろうと思っていたけど大変な誤解でした。。
では、どんな変化があったのか、筆者の個人的体験としてはこんなことがありました。


変化その1:平穏無事な1日がなにより幸せ

以前は、何ごともハプニングもなく過ぎてゆく平凡な毎日が退屈で仕方がありませんでした。でも、子どもが生まれてから数ヶ月は慣れない事の連続、赤ちゃんのお世話でヘトヘトになります。でも、なんとか生活のリズムが整ってきて、無事に赤ちゃんを寝かして1日の終わりがくると“やっと今日も1日無事に終わった”という不思議な安堵感と充実感が。
ショッピングや飲み会といったイベントがなくても、ただ1日平穏に過ぎてゆくだけで、“ああよかったー”という気分になれます。

変化その2:ライフスタイルが夜型から朝型へ自然と転換

10代の時からずっと夜型人間で、“朝はお日様の光に包まれてベッドでウダウダしているのが最高に幸せ”と思っていました。こればっかりは一生治らない悪癖だろうと思っていたのですが、出産後はまず赤ちゃんに規則正しい生活のリズムを身につけてもらうことを最優先にしました。
夜暗くなったら寝る、朝は明るくなったら起きる。そして朝はさわやかな空気を吸ってお散歩する。そんな生活が至上命題となったら、自然と朝型人間へ。ちょっと早起きして、仕事や家事を済ませる、日中は積極的に体を動かす、という習慣が身につき、自分でも驚くほど健康的なライフスタイルになったのは意外でした。

変化その3:“今この瞬間を楽しむ”ことを実感

“Live the Moment”(今この瞬間を大切に生きよ)ということを、自己啓発書やヨガのレッスンなどでよく見たり聞いたりしました。でもそれがどういうことなのか、いまいちピンときませんでした。でも、赤ちゃんと生活して初めて、“なるほど、こういうことだったのか”と実感。
抱っこして肌のぬくもりを感じる、赤ちゃんの笑い声につられて一緒に笑う、そんな一瞬、一瞬を心から楽しみ、他のことはなにも考えない、今このときだけを大事にする、そういうことなんだろうとおぼろげに分かってきたような気がします。

変化その4:女性のバスト、大切なのは見た目より機能だと悟った

バスト(乳房)といえば、まずその見た目だと以前は思ってました。大きすぎず、小さすぎず、ピンと張りがあるバストが理想だと。。が!乳房には大切な役割と機能があることを、出産して初めて思い知らされました。それは、赤ちゃんにあげる母乳をきちんと出すという当たり前すぎること。母乳は赤ちゃんにとって栄養的にももっともバランスのとれたミルク。そして、しっかり赤ちゃんを抱いて母乳を与えることは精神的な安らぎと母子の絆を強める意味もあります。
出産当初は、母乳が十分に出なくて赤ちゃんは泣くし、大変でした。また、体質的に母乳がどうしても出せない人もいます。出産前は、母乳なんて必要なときに、必要なだけ出てくれるんだろうと思ってましたが、大きな勘違い!どんなバストであれ、子育てに欠かせない役割があることを学んで、自分の体をもっと愛し、いたわる気持ちが生まれました。

出産はほんとうに思いがけないほど、今までの人生観や考えをくつがえしてくれます。でも、その大きな変化をむしろ楽しむ気持ちで、受け入れていくと、これからもっと違う自分になれるような気がします。

2012.12.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。