夫側からみた立会い出産のメリットとは??

2012.08.11

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立会い出産というと、どうしても女性側からの視点で語られがちでした。しかし、夫側から考えてみてどうなのでしょう?“出産”という神聖なるイベントにおいて、単に妻を“サポート”するだけでなく、実は夫自身にもメリットがあることだとも言えます。
立会い出産が主流となっているオーストラリアでも、一昔前は“出産は女の仕事、男が立ち入ることじゃない”というような保守的な考えの人が多かったといいます。それが短期間でガラッと変わったのには、それだけ出産に立ち会うメリットが強烈にあったということでしょう。
では、どんなふうにメリットがあったのか、みてゆきましょう。

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メリット1)父親としての自覚と愛情が、一気に芽生える。

赤ちゃんはそうカンタンにすんなり生まれてくるわけではありません。長い陣痛に耐えて、やがて生まれてくる命、その瞬間に立ち会うことで、自分の子どもが生まれたという実感を強くもち、愛情をもつようになります。生みの苦しみを目の当たりにしてこそ、実感できる喜びと愛情、これは何ごとにも変えられません。
よく、せっかく赤ちゃんが生まれたのにどうしていいいか、分からないと当惑する男性もいるようですが、出産に立ち会ったパパならそんなことはないでしょう。

メリット2)妻(パートナー)との関係がより深まる、ひいては夫婦仲もますます円満に。

出産を期に、夫婦の関係も新たなステージへ。子どもを産むという大仕事を成し遂げた妻をずっと傍で見守っていた夫は、母となった妻に対して、より大きな尊敬の念を抱くようになります。
出産がいかに大変なものであるか、目の当たりにすれば、妻をもっと労わろうという気持ちが芽生えるのも当然、そして夫婦関係もより深い信頼で結ばれたものとなるはずです。

メリット3)わが子の誕生の瞬間、それは人生最大のハイライトといえる。

出産に立ち会った多くのパパたちが、「人生最大のハイライトだった。あの瞬間から、自分の人生がまったく違うものに感じるようになった」と言い、これからパパになろうとする男性たちにもぜひ立ち会うことを勧めています。わが子の誕生、という一生に何度あるか分からない貴重な瞬間、立ち会わないほうがもったいない!!ともいえます。

もちろん、立会い出産に不安を覚える男性が多いのも事実、まあそれも分からないでもありません。しかし、出産中に夫が不安や恐怖を感じていると、それは妊婦にも良からぬ影響を与えます。もし、立会い出産を希望しているのなら、出産がどんなものになるか、ということを本を読んだり、両親学級に参加したりしてよくリサーチし、話し合っておきましょう。
友だちから話を聞いたり、体験談を読んだり、とにかく出産の本番前から“免疫”をつけておくことが肝心です。

ライター:Waxy

2012.08.11

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。