「太ったかも!」と言いつつ“痩せる気ゼロ”の無意味なダイエット
昨年はコロナ禍の影響もあって、自粛太りしてしまった人も多いのではないでしょうか? 家にいる時間がほとんどで、食べてばかりの生活になったことが原因の一つですが、意を決してダイエットを始めようとしてもそううまくはいかないのが現実……。
はたして痩せる気があるのか問いたくなる、無意味なダイエットをピックアップしました。
5分だけトレーニング
「今年は食べ過ぎと運動不足で、2キロは確実に太りましたね。なのでおうちでできるトレーニングを始めました。YouTubeにエクササイズや筋トレの動画がたくさんアップされているので、簡単そうなものからチャレンジ。話題のハンドクラップとかもやってみましたが、どれも5分が限界。しかもそのあとはYouTubeで大食いの動画を見るという矛盾……」(アパレル・25歳)
▽ 家にいながら体を動かせる、ありがたい動画がたくさんありますよね。ですが一人でやるには、いかに自分にストイックになれるかということ。現実はそう甘くありません。
話題のスイーツにすぐ飛びつく
「ダイエットをしているつもりでも、インスタで話題のスイーツが紹介されているとすぐに飛びついてしまうんです。1日限定10個のチーズケーキとか賞味期限が半日しかないみたらしとか。ミーハー心がうずうずしちゃうので、その時はダイエットよりもそちらを優先させちゃいます」(医療事務・28歳)
▽ 話題のスイーツともなれば、すぐさまゲットして堪能したくなりますよね。その瞬間だけはダイエットを忘れて幸せ気分に浸りたいですが、あとから食べたことを後悔してしまうのです。
すぐに車移動
「運動不足なので体を動かさないと、って思いつつもすぐに車に頼っちゃいますね。子どもと一緒にお散歩とかする日もありますが、歩いて3分のスーパーでさえ車で行ってしまいます。こんなんじゃ一生痩せないだろうな」(専業主婦・31歳)
▽ とくに田舎に住んでいると車がないと不便なので、近場でもすぐに車移動をしがち。便利さに甘えすぎていると、脂肪がどんどん蓄積されていくことでしょう。
散歩帰りにケーキ屋
「最近の趣味はウォーキングで、毎日朝や夜に歩いています。一応ダイエット目的で始めたのに、散歩帰りに休憩がてらカフェに行ったりケーキ屋に行って食べてしまうんですよね。本当に無意味すぎるなぁと思いつつ、これがまた楽しいんですよね」(ネイリスト・32歳)
▽ 散歩帰りにカロリーを摂取していては意味がありません。ですが理想的な休日の過ごし方という感じもしますよね。いっそダイエットは諦めて、「ウォーキングしながらケーキ屋巡り」に切り替えてみたほうがいいかも。
痩せる気が感じられないエピソードばかりでしたが、共感できることもあったのではないでしょうか。太ったことを自覚しながらも、あらゆる誘惑に負けてしまうのが人間らしい部分でもあります。気長にダイエットに取り組めばOKですよね?