秋の夜長は寝るだけダイエット! 痩せ効果が倍増する睡眠法4つ
ぐっすり眠るだけで痩せられる、そんなのありえないと思うかもしれません。でも毎日の「睡眠」が痩せることと深いかかわりを持っているのです! 正しい方法で眠れていたら、ただそれだけで痩せられるといっても過言ではないのだとか。
今回は、睡眠の質がアップして痩せ効果が倍増しになると噂の睡眠方法をご紹介します。
毎日よく眠るだけで痩せられるって本当!?
ああ、お腹がすいた~。なんでこんなにお腹がすくの!? と不思議に思うことありませんか? 私たちの体には食欲をコントロールするホルモンが2つあります。
ひとつは食欲を刺激して食べたいと思わせる「グレリン」。それとは逆に満腹感を感じさせて、食欲をおさえてくれる「レプチン」というホルモンです。
この2つのバランスがうまくとれていることがダイエット成功の秘訣といわれていますが、食欲をおさえる「レプチン」を多く分泌させて、食欲をアップする「グレリン」をおさえるためにはどうしたらいいのでしょうか?
よく眠ると食欲がおさえられて痩せやすくなる
その答えが「睡眠」にあるのです! 睡眠時間が短い人は食欲増進のグレリンが多く分泌されて、食欲を抑えるレプチンの分泌量が少なくなるので、食べすぎて太りやすくなるということが判明したそうです。
つまり、毎日よくよく眠っている人は、食べすぎず、痩せやすい体質になれるということ! だからこそ、ぐっすり快眠することが大切なのですね。
痩せ効果がアップする睡眠法4つ
ではさっそく、痩せ効果がアップするぐっすり快眠術をチェックしてみましょう!
1: 就寝1時間前に入浴してホルモンを促す
「痩せホルモン」と呼ばれるホルモンを多く分泌させるためには、毎晩ぐっすり、深い眠りにつくことがポイントになります、でも寝つきが悪い、眠りが浅いなど深い睡眠をとれない方は多いものですよね。そんな方におすすめなのが、就寝1時間前の入浴です。
私たちの体は、カラダ内部の体温「深部体温」というものがあり、それが下がるときに眠くなって、深い眠りにつけるといわれています。入浴で血行がよくなり、体温もあがります。その後1時間ほどで下がったときに寝ると、もっとも深く眠れるそう。就寝1時間ほど前を目安に入浴習慣を意識してみましょう!
2: ラベンダーの香りで良質な睡眠を促す
就寝前にどれだけリラックスしているかどうか、が深い睡眠をとるための鍵でもあります。忙しくて緊張したまま布団に入っても、眠りが浅くなってしまうのは当然のこと。そんな緊張をほぐすために、ハーブの香りでリラックス効果をアップする方法も!
安眠効果のあるカモミールのハーブティーを飲んだり、快眠を促すラベンダーの香りをかいだり、枕元に好きな香りのものを置いたりすると、ぐっすり眠れてダイエット効果もアップします。
3: 寝る時間は7時間前後がベスト
しっかり睡眠をとることができれば、それだけで300kcalもの脂肪が燃焼されるといわれています。普段、5時間以内の睡眠を続けている人は肥満になる確率が73%も高くなるという説もあります!
睡眠時間が短い人ほど、脂肪燃焼がダウンして太りやすくなることが判明されているのです。5時間以上は絶対、できれば7時間は眠るようにするとダイエット効果がアップして寝るだけで痩せやすい体質になれるといわれています。
4: 休日も10時前までには起きるようにする
睡眠不足のオンの日を終えて、明日はやっと休みだ~昼まで寝るぞ~なんて習慣を続けていませんか? 実は、この寝ダメ習慣はダイエットには禁物なのだそう。寝ダメして長時間睡眠をとってしまうと、体内時計が狂ってしまうからです。
朝日を浴びてから約14時間後に眠気を感じるようになっている私たちのカラダ、そのサイクルが崩れてしまうと、大変。普段寝る時間になっても寝付けない→寝不足→太りやすいという悪循環に……。
お休みの日もいつもの起床時間に+2時間程度が目安。午前10時までには起きて、太陽の光を浴びるようにすると、安眠サイクルが守れます。
まとめ
ぐっすり眠るだけで、痩せられる。これは睡眠前の習慣を意識しない手はありませんよね! 深い睡眠をとるために、就寝前はできるだけリラックスして過ごすことが大切です。好きな香りに癒されたり、ゆっくりした音楽を聴いたり、軽いストレッチも有効的。寝るだけでダイエット成功を目指して、さあ、今夜もぐっすり眠りましょう!