精神的なモヤモヤこそ食べすぎの原因! ストレス食いを今すぐやめる方法
ダイエットして痩せたいと思っていても、現実はスイーツの誘惑に勝てないし、なにか嫌なことがあるとやけ食いしたり、ジャンクフードばかり食べてしまう……そんな自分にうんざりするときってありませんか? でも精神的なモヤモヤを食べることで解消しようとするのは珍しいことではないんです。
ストレス食いを今すぐやめる方法
本来お腹が空いたら食べ、腹八分目程度でストップするというのが太らない、理想的な食べ方だといいます。でも私たちの実際の生活では、本来空腹でもないのに、お酒・お菓子・ジャンクフードなど栄養価がとぼしいわりに高カロリーなものを口にする機会がたくさんあります。
・ 「もー、恋愛なんてこりごり!! とりあえず飲んで嫌なこと全部忘れよう」
・ 「あー、もう疲れたー! チョコレート1箱全部食べちゃおう」
こんなふうに精神的なモヤモヤから飲み食いにはしるようだったら、ストレス食いの危険なサインです。とくに、疲労感・孤独感などを感じやすい失恋や残業はストレス食いの大きな原因に。これが習慣となっていると、太りやすく、脂肪もつきやすい体質になってしまいます。そんなストレス食いを今すぐやめるにはどうすればいいのか、4つの方法をご紹介しましょう。
その1: 食べることでカモフラージュしている、本当の感情と向き合おう
それほどお腹が空いているわけでもないのに、無性に食べたくなってすぐに手を伸ばす……そんなとき、今の自分の心を支配している感情はなんなのか、考えてみましょう。ストレスといっても、怒り・焦り・劣等感・悲しみ・イラ立ち・不満など、いろいろな気持ちがその背後に潜んでいるはずです。ストレス食いとは、自分の精神的な不安定さを食べることで忘れる、あるいはカモフラージュしているとも言えます。なにが自分を食べることに駆り立てているのか、本当の感情を直視してみるべきです。
その2: 食べるべきときにしっかり食べて、空腹感を覚えないようにしよう
“なんとなくお腹が空いた”という場合、身体的にはまだまだ空腹には程遠い状態であることが多いのです。食べるべきときにしっかり食べておけば、そんなあやふやな空腹感をおさえることができ、ストレス食いも防ぐことができるでしょう。
そのためには食事のときに、かならず腹持ちのいいタンパク質をとるようにするのが一番。卵・豆類などは優秀なタンパク質源ぜひ毎回の食事に加えて。さらに間食もヨーグルト、ナッツ類など栄養価が高く、ヘルシーな食材を選ぶようにすれば、ジャンクフードなどへの誘惑も大分減ります。
その3: ストレス食いを引き起こす“トリガー”をはっきりさせよう
その1とも関係しますが、どんなシチュエーションで“ストレス食い”が起こりやすいのか、よーく分析する必要があります。仕事がらみのストレス・生理、あるいは誰か苦手な人と会うとき……なにがきっかけになるのか知っておけば、ストレス食いをしないよう心の準備もできます。
その4: 気分がリフレッシュできることを見つけよう
ストレスをただただ抱えこむのはつらいだけだし、心にも大きな負担に。ですから、食べること以外のもっとヘルシーな方法でうまく発散させるようにしましょう。心からリフレッシュできるようなことを見つけ、楽しめば、ストレスも発散できます。たとえば……
・ おいしいお茶やコーヒーを淹れて、おうちカフェ時間を楽しむ
・ 好きなマンガを徹底的に読みこむ
・ マッサージ、ヨガなどで自分の身体と向き合う
・ 旬の花を自宅の部屋に飾る
・ 気のおけない友だちと“女子会”をして、とにかくしゃべりまくる
なにごともガマンばかりではストレスもたまるばかり。上手に、害のない方向へ発散させるようにしていけば、自己嫌悪に陥るようなストレス食いもきっとなくなるはず。そうなれば体も健やかになり、日々ハッピーな気分で過ごせるようになるでしょう。
▽ 参考記事(海外サイト):ARE YOU A HOSTAGE TO EMOTIONAL EATING?