顔も体もパンパン……。見た目が悲惨な“水分デブ”の原因と解決方法
ついつい水分を過剰にとってしまう夏。それゆえ体重は増えていないのに、なぜか太って見える……見た目がパンパン……。その原因は夏に起こりがちの水分過多太り! むくみがたまってしまい、「顔や体がパンパンに見える状態=水分デブ」です。
今回はその水分デブの原因であるむくみの解消法をお伝えしていきます。水分が抜けただけで見ちがえるほどスッキリ美ボディに!
むくみはどうして起こるの?
1: 水分&塩分のとりすぎ
夏といえばビアガーデン・BBQ・飲み会などで水分と塩分の拍車がかかる季節。この組み合わせは最悪で、暑さで水分をとったところに塩からいものを食べると一気にのどがかわき、体内のナトリウム濃度を下げよるとさらに水分を欲してしまう悪循環に。夏の飲み会は水分デブのWパンチです。
2: 冷たいもの&エアコンの冷え
冷たいものの過剰摂取、エアコンのきいた部屋での長時間滞在はどちらも血液がとどこおり、むくみの原因になります。
夏の水分補給は大切なので、水は常温がベスト。エアコンの冷え対策に、オフィスにはカーディガンやひざかけの常備も必須です。
3: 洋服や下着のしめつけ
「冬のブーツがパンパンになる」とよく言われるのは、しめつけが原因です。夏はボディラインが目立つことから補正下着やラインがでるような洋服がはやります。これらは美スタイルに見せようとしめつけ力が強いため、リンパの流れをシャットダウンしてしまいむくみにつながります。
下着は心地よいものを身につけ、洋服は今年はやりのオフショルダーなどでゆるく肌見せすればスタイルカバーできます。
朝起きて別人な自分だったら?
朝に熱めのシャワーを
朝は朝日を浴びるだけで交感神経が優位になり、イキイキとすることは有名ですね。そのほかにも目覚めの悪いときは、42℃程度の熱めのシャワーを浴びて交感神経を切りかえると、シャキッとして活動モードになります。
パンパン顔にはホットタオル
別人のようにはれあがった寝起きの顔は、洗顔後のホットタオルで解消しましょう。顔全体の血行をよくし、むくみだけでなくクスミも同時に改善してくれます。そのあとのスキンケアで耳の下のリンパに流すようにマッサージを加えればさらに効果的です。
朝食にカリウム豊富なフルーツ&野菜
塩分を流す効果のあるカリウムが豊富なフルーツ(キウイフルーツ)や野菜(きゅうり)を朝ご飯で摂取しておくことで、夕方になるにつれあらわれる脚などのむくみを予防することができます。朝食にはカリウム豊富なサラダやフルーツで、1日むくみ知らず……!
夜、水分デブになってしまったら?
低圧ソックスに要注意
むくみがとれる低圧ソックスが美容女子のあいだで話題ですが、長時間の着用はしめつけて血行不良をまねきかねません。
低圧ソックスよりも、寝るときに枕を足元に置いてふくらはぎを高くして寝るのがおすすめ。翌朝足のむくみがとれて見た目もスッキリします。
ゴキブリ体操
寝る前にとり入れてほしいのが「ゴキブリ体操」。あお向けに寝て、両手両足を上に向けてバタバタさせるとっても簡単な運動です。
時間もとらず20~30秒でOK。その場で全身のむくみがとれて、翌朝もむくみにくくなり体が軽くなるのでぜひお試しあれ!
むくみにくい体づくりをすることが、“水分デブ”脱出のポイントです。これらはすでにむくんでしまった体にも有効なので、夏のむくみ太りはこうして解消しましょう!