歳のせい? なんだか太り始めたかもと思ったらやるべきこと
あれ? なんだか背中の肉づきがよくなってる……。腕がムチムチしてる……! おなかがブヨブヨ……!! 後姿は見たくない!! 鏡に映った自分に愕然としたら、それは年齢による脂肪のつき方が原因かもしれませんよ。
年齢による脂肪付きが加速!
30代をすぎると太り始める人はたくさんいます。20代の頃と違って代謝が悪くなるため、今までのような食生活では知らないうちに太ってしまうことに。だから突然気づくのです。自分が太っていることに! 正面から見る自分を見ただけではわからなくても、いろいろな角度からは年齢による肉付きが見えてきてしまいます。
痩せることよりも大事なこと
若いころなら運動をしたり、ちょっと食べるのを節制すればすぐに痩せられたのに、と思ったことはありませんか? でも30代をすぎるとなかなかそう簡単には痩せることができません。そのため、かつてと同じようなダイエット法は禁物! 30代をすぎたら気をつけるべきことは、痩せることよりも太りにくい体質を作ることが大切です。体質は一人ひとり、そして同じ人でも年令によっ異なってくるので、それに見合った体質改善が必要ですよ。
内側も外側も脂肪がつきやすい
年齢が増してくると内臓脂肪も皮下脂肪もたまりやすく、血の巡りが悪くなります。そのため、若いときにたくさん食べても気にならなかったこってりした食べ物やスナック、お菓子などは余計に体に毒を溜め込み、冷え性がひどくなったり、ホルモンバランスも崩れやすくなってしまいます。また、脂肪がたまりやすいからといって短期間で無理なダイエットをしようとすると、婦人科系の病気になったり、体力がなくなるなど体のバランスがガタガタに。体質改善を重視して、少しずつ脂肪を減らしてあげましょう。
下半身がカギを握っている
背中の脂肪や腕についたプヨプヨ、上半身の脂肪はとても目につきやすいですよね。でも加齢によってつく脂肪は、実は体全体についていることがほとんどです。その原因は、体の下半身部分の血の巡りが悪くなることにあります。下半身の血流が悪くなると、体全体の血流が悪くなって体全体が冷え、それによって全身に脂肪がついている可能性が高いのです。これを解消するために運動をするなら、下半身を中心に。そして骨盤のあたりの血行をよくするようにストレッチなどが最適です。
食事は量よりも質
食事の量を減らしているのに体重が減らない! と焦っていませんか? 食事はカロリーよりも栄養のバランスが大事になります。同じカロリーでも食べる食材によって、体内で脂肪になるのか、栄養として代謝を上げていくのかに分かれます。年齢が増すからこそ、この代謝を上げてくれるカロリーと、栄養価の高い食べ物は体にとってとても必要なものとなります。若いころのような不規則な食生活は、ただただ代謝を悪くしているだけですよ。
とにかく冷やさない
すでに脂肪がたっぷりとついているので、冷え性も加速しやすいです。そのため、絶対に体を冷やすような行為を行わないことが重要。飲み物もなるべく氷の入ったものやアイスは避けて、体を冷やさないように。食べ物なら、体を冷やす砂糖や夏野菜、果物など食べすぎには気をつけましょう。また生理中は、より血流が悪くなります。お腹まわりを冷やさないようによく温めてあげましょう。