イライラからくる過食の原因はラジャスの増加~アーユルヴェーダ~

2015.10.04

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アーユルヴェーダにおいて、体だけでなく心も食事による影響をうけるという考えがあります。イライラするとどうしても過食したくなってしまう――という人はラジャスの増加が原因かもしれません。気候も涼しくなった今の時期、甘いものを食べすぎていませんか?

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チョコレート欲

この季節、スーパーやコンビニではチョコレートなどの甘い商品がずらり。新作となればついつい試したくなるもの。しかもチョコレートの種類も豊富で、ついチョコレート欲に負けてしまう人が急増。あまりチョコレートを食べすぎると、どんどんラジャスが溜まってしまいます。

ラジャスとは?

ラジャスとは、アーユルヴェーダの観点による性質のひとつで、活動を意味します。攻撃性や刺激性といった意味ももちあわせており、体がラジャスの性質に傾きだすと、攻撃性が強くなったり、刺激を求めやすくなってきます。

攻撃的になってしまう

チョコレートは食品のなかでもラジャスの性質が強い食べものです。そのため、頻繁に食べることでラジャスが溜まり、攻撃性や刺激性の部分が増大していきます。イライラを解消するために甘いチョコレートを食べる――これを繰りかえしていると、余計にイライラを増大させることに。

刺激による負の循環

刺激性の強いチョコレートを食べることで感覚がマヒしていくため、もっと刺激が欲しいとチョコレートに手が伸びやすくなります。脂質や糖質の多いチョコレートは太りやすく、毎回欲のままにチョコレートを食べると刺激が欲しくなる負の連鎖がおき、太りやすい体質を作ることに。

気持ちの空虚感

すでにラジャスの性質が増えているときにチョコレート欲を我慢すると、イライラだけでなくなんだかさみしさを感じたり、心にぽっかり穴が空いたような空虚感を感じてくることに。攻撃性とは逆に不安感を感じる人もいます。

ラジャスがもたらす体の変化

ラジャスが増加するとイライラなどの精神面による負の力だけでなく、身体にも変化が出てきます。チョコレートを我慢するだけで頭痛がしたり、手の震え、冷や汗などをかくことも。食べられないことでのイライラがもたらす体の変化が出てきたら、体の性質はラジャスに偏っている証拠です。

少量だとよい作用も

ラジャスの性質を考えると、元気のないときにチョコレートを食べるのはよい作用をもたらします。活動的な面をもつラジャスは、元気のない体や気持ちをアップさせ、元気が出たり癒されたりします。常食せずに、たまに気分が落ちこみ気味なときに食べれば、ラジャスの性質をうまく利用できます。

これからが勝負時?

まだまだ季節は秋に入ったばかり。気持ちがチョコレート欲に傾いても、あまり食べすないことがラジャスに偏らないポイントになります。イライラやストレスを癒したいときに、少量だけを食べるように心がけることが、これからの季節のチョコレート欲対策になります。あまり食べすぎないように気をつけてくださいね。

2015.10.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。