心理学的アプローチで……ヘルシーダイエットを維持してみよう!
夏こそダイエット! と意気ごんでみても、なかなか成果が出ないのはストレスがたまるものです。食事療法・エクササイズ、どれを試しても長続きしない、成果が出せない……という人は、ダイエットにとりくむ心理そのものについて、もう一度考えなおしたほうがよいのかもしれません。
心理学的アプローチでせまるダイエットのコツ4つ
そこで今回は心理学者ジュディス・ベックさんによる、心理学的アプローチでせまるダイエットのコツについて、まとめてみました。
コツ1: ダイエットの障害となっている要因を分析する
ダイエットが失敗するのはさまざまな要因がありますが、自分にもっともあてはまるものはなんでしょうか。考えてみましょう。
・ストレス型
(日々の生活でストレスが多く、食べることでリラックスしようとする)
・エモーショナル・イーティング型
(疲れたり、ヒマなときについつい食べすぎる傾向にある)
・人からすすめられると断れなくて、なんでも食べてしまう社交型
(本当は食べたくないのに、家族や友人からすすめられると断れず、なんでも食べてしまう)
・外食が多くて、日々の食生活管理が難しい、外食型
(日々の忙しさから外食が多く、トータル面で食生活を管理できず、カロリーが偏る)
・ヨーヨーダイエット型
(極端な食事制限を試み、うまくいかないとその反動で食べすぎてしまう)
自分のダイエットがうまくいかないのはなぜか、その心理的要因をつきとめ、対処することが大切です。
コツ2: 食事時間をしっかりときめ、それ以外では食べないようにする
自分のライフスタイルにあった食事時間をさだめ、それを守ってみましょう。なにを食べてもよいですが、そのきめた時間以外はいっさい食べないようにします。「おやつにちょっとだけ……」という気持ちがおきても、ぐっとこらえて。これを続けていくことで、自分の食事パターンをコントロールすることができます。最初はとにかくシンプルに、予定時間以外では食べない、というルールだけに徹しましょう。そのうち「続いている」ということが励みとなり、途中で挫折することも少なくなってきます。
コツ3: 食べることを純粋に楽しめるマインドを作り、食べすぎやカロリーの過剰摂取を防ぐ
ほんとうは空腹ではないのに、精神的ななにかを食べることで埋めようとする 「エモーショナル・イーティング」は、現代人のダイエットの大きなテーマ。食べても食べても、心が満足できない、だから食べすぎてしまう――というのなら、すこしでも気持ちが満足できる訓練をしましょう。そのためにはまず、食事そのものを楽しむことが肝心。テレビやスマホなどから離れ、食事のときは食べることに専念し、よく味わって。少量ずつ口に入れ、よくかんで、食べものを味わうことを意識的に行いましょう。
コツ4: 毎日体重計にのって、意識を高める
毎日体重をはかっても意味がない、数字に振りまわされてはダメだという意見もあります。確かにその通りなのですが、毎日体重計にのることで、ダイエット意識が高まり食事にも気をつけるようになるでしょう。数字そのものに確執する必要はありませんが、毎日体重計にのることで、意識を高めることは有効です。
▽ 参考記事(海外サイト):11 Health Benefits Of Apple Cider Vinegar