年末年始太りを阻止! 脳を騙して楽に痩せるダイエットのトリック6つ
ダイエットに挑戦したことがある人なら誰でも“意思の強さ”を信じることの難しさを実感しているはず。でももしあなたの“脳”をだますことができたら、食欲と格闘することなくチョコレートケーキやフライドポテトを諦めることができるかも? そこで今回は、科学的に証明された脳をだますダイエットのトリックをご紹介します。
フルーツくんくん
おやつやデザート、何を食べよう……と迷ったら、まずは新鮮なフルーツの香りを嗅いでみて。『Appetite』という学術雑誌に掲載された研究によれば、15分間洋梨やメロンの香りを嗅いだ人は、カロリーたっぷりのチョコレートブラウニーよりもフルーツを使ったヘルシーなデザートを選ぶ傾向があったんだとか。飲み会シーズン、シメにパフェ食べたい……なんて衝動に駆られたら、付け合わせのレモンの香りを嗅いでみましょう。
料理番組は見ない!
ケ○タッ○ーフライドチキンのCMを見て、思わず「食べたい……!!!! 今日の夕食はフライドチキンだ!」と思ってしまったことはありませんか? 実はこれ、CMに踊らされているわけではなく、科学的に証明されているそうです。高カロリーな食べ物の画像を見ると食欲や食べ物に対する衝動が増し「これを探して食べなければ!」という気持ちにあらがうことが難しくなるんだとか。全ての食べ物のCMを見ないわけにはいきませんが、せめておいしい料理を紹介する番組はスキップしておいた方がいいかも?
おでこぺちぺち
ストレスでどか食いをしてしまいそうな時には、人差し指で30秒間おでこをぺちぺち軽く叩いてみて。これは“タッピング”と呼ばれる指圧を使ったテクニック。タッピングは食欲や衝動をコントロールするのに大きな効果があることが明らかになっています。私たちがストレスを感じている時には、食事が最も手っ取り早い解消法になりがち。食べること自体が不安を和らげる薬のような働きをしてしまいます。タッピングはそんなストレスを和らげ、衝動を抑えるブレーキになってくれるんだとか。くれぐれも怪しい人にならない程度にぺちぺちしてくださいね。
食事はご機嫌に
イライラ……ピリピリ……悪い気分で食事をすると通常と比べて10%も多く、また健康的なものを食べなくなる傾向があるんだとか。逆にご機嫌な時にはよりヘルシーな食事を選ぶ傾向があるのだそうです。ある実験では参加者に食事の前にその日に起こったいい出来事――寝坊しなかった、仕事で褒められたなどを一つだけ紙に書き出すか口に出してもらったところ、それだけで劇的にヘルシーなものを選ぶ傾向が強まったんだとか。食事の最中のけんかはもってのほか! 楽しい気分で食事を摂りましょう。
細かく切り分ける
アリゾナ大学が行った実験では「同じ料理でも小分けにされた方が、食べる量が少なくなる」ことがわかったんだとか。参加者にベーグルを切らずにまるごと出した場合と4つに切り分けで出した場合、切らずに出された方がたくさんの量を食べてしまったのだそうです。これは一口大に切り分けられ、数が多くなることで「たくさん食べた」と錯覚してしまうため。満足するまで食べたいのなら、料理はまず一口サイズに切り分けてから頂きましょう。
忘年会や新年会シーズンも、脳を騙して乗り切って下さいね。
参考記事(海外サイト):7 Scientifically Proven Ways to Trick Yourself Into Eating Healthier