冷え性対策のあの食材、今の時期だからこそ準備を

2014.09.06

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

冷え性対策の食材といえば生姜です。生姜は年中スーパーなどで売られていますが、一番のピークは夏から秋にかけてです。夏には新生姜、そして秋には根生姜が出回りますが、今の時期はちょうどピークの時期ともいえます。冷え性の人は今から寒い冬に備えて、生姜を効果的に摂取する準備をしてみませんか?


意外にも夏に出回る生姜

体を温めてくれるイメージがある生姜ですが、実は生姜は体を温める作用の他に、体の熱を冷ます作用もあります。たとえば、そうめんを食べるときの薬味に生姜を付けたりするご家庭もあるかと思います。すりおろした生の生姜は、体の熱を体外に放出する効能があり、夏に食べる食材として昔から食べられていたものです。夏だからこそ生の生姜を食べて、暑い夏を乗り切ることができるんですね。実際生姜が夏に取れる理由には気候に合わせた理由があったんです。

冷え性なら乾燥させると良い

夏から秋に出回る生姜は、昔から乾燥させて保存食にされています。生姜を乾燥させることで、体を温める作用に変わるので、冬場に摂取する最適な食材になります。今の時期だからこそ取れるたくさんの生姜。輸入物などが不安な人は日本産の生姜を安い時期に買い込んで、乾燥させてしまうといいかもしれませんよ。乾燥させておけば保存もできるし、何よりも料理にパパっと使えて便利です。紅茶に入れたりスープに入れたりとアレンジはさまざま。簡単に使うことができるのでいつでも冷え性対策ができちゃいます。冬場の冷え性が辛い人は、今出回っている生姜を乾燥させて冬に備えましょう。

今だからちょうどいいかも

生姜を乾燥させるなんて面倒? と思うかもしれませんが、今の時期だからこそ、すぐにできちゃうのでお勧めですよ。丁度晴れた天気の良い日に天日干ししてしまえば、一日で簡単に乾燥生姜ができます。夏から秋にかけて太陽の日差しの強さも丁度良く、しっかりと生姜をカラカラに乾燥してくれるので、今の時期がピッタリです。天気が良いと、朝干して午後に取り込むだけ、たっぷりと作ることができます。

乾燥の仕方あれこれ

生姜の乾燥方法は、天日に干すだけですが、まずは下処理が必要ですね。生姜の皮は一番重要な部分なので、余分な泥などは落としてから乾燥させましょう。切り方もさまざまです。輪切りにしたり、細切りにしたり。または使いやすいようにみじん切りにするのも、乾燥するスピードも速くお勧めです。
また、乾燥した生姜をミルなどで粉状にするのも良いと思います。粉状にすることで、飲み物にも溶けやすく、生姜の効能をたっぷりと体に取り込めます。お料理にも調味料のように使うことができるので、さらに便利になりますよ。夏には夏の効能を堪能できますが、冷え性の人は今の時期から冬の寒い時期を乗り越えるために、乾燥生姜を作ってみてはいかがですか? 自家製の乾燥生姜なら、毎日安心して摂取できるのでおすすめですよ。

2014.09.06

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。