お母さん可哀想…! 母のパート先に行き反抗期が強制終了した理由

2025.10.01

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意外なことで反抗期が強制終了することもあるようで? 今回は、中学生の頃にお母さんのパート先に行った人のエピソードをご紹介します。


お母さん、嫌われてるの?

「中学生の頃、無性にイライラして今思えば反抗期だったのだと思います。あるとき、母がパートを始めました。私の塾代などの受験費用で家計が苦しかったのでしょうが、当時の私はそんなことを想像することすらできなくて。夕飯が以前より手抜きになったり、家事を手伝えと言われることにイライラしていました。
ある日、母が働くショッピングモールに行ったときのこと。母が働く売り場に用はなかったけれど、興味本位で覗いてみることに。そしたら、母が先輩スタッフからめちゃくちゃ怒られていて……。他のスタッフの人も『〇〇さん要領悪いから』ってヒソヒソ笑っていて、なんだか泣きそうになりました……。
母はそれまで専業主婦だったし、慣れない仕事を頑張ってやっていたのに。職場の人からバカにされている母を思い出したらとにかく悲しくて……私だけでも母に優しくしなきゃと思い、その日を機に反抗期は終了しました。
後日、母が初めての給料で化粧ポーチを買ってくれました。その化粧ポーチは、大人になった今も捨てずにとってあります。母のパート代は塾代など、私に関することでほとんど消えていたと思います。就職先の内定が決まったので、少しでも母に親孝行できるよう頑張りたいです」(体験者:20代女性・学生/回答時期:2025年8月)

▽ 親が他人から怒られている現場を見てしまったら、子どもながらに傷つきますよね……。そんなお母さんに自分のイライラをぶつけるなんてできません……。お互いを思いあって、理想的な親子関係だと思います。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.10.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by 原桃子

つい読みたくなるような記事を書いています。猫とナマケモノとサメが好き。世の中にはいろんな人がいて面白いなと思っています。

azuma

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