育休明けに雑務担当?「時短のくせに…」とバカにした上司を見返した話
今回は、時短勤務の社員をバカにした女性上司を見返した話を紹介します。
「育児との両立は大変でしょ?」と言われ…
「今から10年近く前の話です。出産前は営業部のエースだった私ですが、育休から6時間の時短勤務で復帰する際に、女性上司(課長)のSに『育児との両立は大変でしょ?』『配慮してあげないと』と言われ、雑務の担当を提案されました。いわゆるマミートラックで正直不満でしたが、受け入れることにしたんです。
ただ、Sは私が結婚する前、飲み会の席で『子持ちの女性社員の仕事は雑務だけで十分』『時短のくせに……』と、子持ちの女性社員をバカにしたような発言をしていたことがあったので、Sの提案に引っかかるものを感じましたね。そこで私は、Sに仕事で見返してやることを決意しました。
まず私が任された雑務について徹底的に効率化した結果、前任者が1日6時間かかっていたのを、たった2時間で終えることができるようになりました。そして余った4時間で営業のサポートをすることに。Sにお願いし、新人営業マンA君の商談にアシスタントとして同行させてもらうことになりました。
A君は私のフォローのおかげで、すぐに契約をとれるようになりましたね。また私はA君に営業のノウハウを叩き込み、彼は独り立ちした後、一躍トップ営業マンになりました。A君の他にも、何人もの新人営業マンをサポート。
そんなある日、社長から『大事な話がある』と呼ばれ、行ってみると『営業部の部長になってもらえないか?』という驚くような打診でした。どうやら、私が時短ながら仕事でいろいろと成果を出し、営業部の成績に大きく貢献している、という噂を聞いたようです。
そして私は時短のまま営業部長になりました。その数か月後、かつての上司だったSは退職。私の部下でいるのが嫌だったのでしょう」(体験者:40代女性・会社役員/回答時期:2024年12月)
▽ この女性はこの後さらに出世し、今は会社の重役になっているそうです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。