笑いあり涙あり…看護師さんが駆けぬける「医療現場」のリアルな日常vol.2

2023.01.17

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エッセンシャルワーカーである看護師さんたちは、コロナ禍でも最前線で病と戦う人たちに寄り添い、社会を支えてくださっています。本当にありがたいことですよね。そんな医療現場は、笑いあり、涙あり、患者さんの数だけドラマがあるようです。
本日はそんな看護師さんが経験した医療現場の日常から1つ、「コロナ禍で切ない思いをしている患者さん」の話をご紹介します。


今年こそ、一緒に桜を

「訪問看護ステーション勤務です。訪問先のおばあちゃんは今年87歳。介護が必要なので、コロナ騒動以降、県外に住んでいるお孫さんと会えていません。いつもお孫さんの写真を見せてくれては『会いたいなあ』と言っていて、切ない気持ちになります。もうすぐ、桜の季節。お散歩が大好きなおばあちゃんと公園の桜を見るのが楽しみです。今年こそ、お孫さんと一緒に見られますように」(看護師/30代/女性)

▽ 地方によって、介護サービスを受けている人が、県外に住んでいる人との接触を制限されているところもまだまだ多くあるようです。何年も大好きな家族に会えないのは本当にツラいことでしょう。一緒に切ない気持ちを背負ってくれることで、患者さんの心も軽くなられているのではないでしょうか。

2023.01.17

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

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