その一言がショック! 子供のころ「先生」に言われて傷ついた言葉vol.4
子供にとって先生とは、一番身近な他人の大人。その影響力や存在は意外と大きいのではないでしょうか。大人になった今では何気なく言った言葉だと理解できても、先生が発した一言で当時はとてもショックを受けていたり、密かに傷ついていた……なんてこともあるのでは?
今回は1つ、先生に「まぐれだし練習も足りない」と言われて、信頼していた分ショックを受けた話をご紹介します。
「練習も足りないし、まぐれです」
「中学のときサッカー部で、レギュラーになれるかギリギリの実力だったから、毎日部活後に公園で自主練したり、休日の自由練習も毎週かかさず参加したりして、自分でいうのもなんだけど、かなり努力しててさ。それを顧問の先生も知ってて、よく褒めてくれて、先生も見てくれてるんだなって自信もついて。で、結果レギュラーになれて試合にも出られた上に、活躍もできたんだよ。その試合後に、他校の先生も俺の伸び具合を褒めにきてくれて、俺もついうれしくて褒めてもらえると思ったんだろうね。
そしたら顧問が『まぐれですよ。まだまだ練習も足りなくて』って言ったんだよね。それがすごくショックでさ。今思えば相手は強豪校の顧問だったし謙遜だったんだろうけど、中学生のサッカーバカだった俺には理解できなくて。
先生はあとですごくうれしそうに褒めてくれたのに、どっちが本心かわからなくて、微妙な反応しかできなかったよ」(35歳・男性)
▽ こういう大人の謙遜って、親が子に対してよくやってしまうやつですよね……。でも本当は子供を傷つけるからよくないと最近よく耳にします。そんなつもりはないとはいえ、傷つくものは傷つくんですよね。
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