実はイヤだった…子供の頃大人に言われてうれしくなかったセリフvol.4
大人からすると悪気がないどころか、むしろ褒めているくらいのつもりだけれど、子ども心ながらに複雑な言葉ってありますよね。しかも毎回同じことを言われ続けると、大人が苦手になってしまうもの。自分に自信もなくなるため、人と喋ることに抵抗が出てしまうでしょう。
そこで今回は「子どもの頃、大人に言われてあまりうれしくなかったセリフ」から1つ、「褒められること」に違和感があった……というエピソードをご紹介します。
「しっかりしてるわね~!」
「親戚や同級生のお母さんなどから『しっかりしている』と言われていました。たしかに勉強はまぁまぁできるほうだったけれど、真面目とはまた別っていうか……。自分ではだらしないと思っていたので、こんなにも見えかたが違うんだってビックリしました。
だけど兄だけはそんな私を理解してくれていたので救われたかな。いまでもたまに会うし、悩みがあると相談していますね」(20代/女性)
▽ 自己評価と他己評価があまりに違うと悩みの原因になるもの。「本当の自分は違うんだけどな……」と申し訳なくなるようです。それに周りの期待に応えようと自分を偽りはじめると、窮屈さを感じてしまうでしょう。
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