え、まさかここ…!? 自分の家が「事故物件だと気づいた」衝撃の理由vol.3
みなさんは、「事故物件」という言葉を聞いたこと、ありますか? 何らかの理由で入居者が亡くなった場所となる物件を指し、不動産屋には「事故物件であることの告知義務」があるのだそう。ただ、入居者が亡くなり事故物件となった後、他の人が一度入居した場合などは、特に告知義務はないのだとか。
そのため、実際に住んでみて「あれ、ここってもしかして……」なんて気づくケースもあるようで……。
ということで、「事故物件だと知らずに借りて住んだら、実は事故物件だった」という経験のある人にインタビュー。事故物件だと気づいた理由について教えてもらいました。
友達の友達が住んでいた家だし…
「男友達に『今の家、家賃が高いから引っ越したい』って話したら、『ちょうど俺の友達(男性)が“今の家を借りてくれる人いないかな”って言ってたから、そこはどう?』と言われた。で、その友達の友達に会うことになり、トントン拍子で引っ越すことに。
友達の友達が住んでいた家、ってことで安心感があったし、場所のわりに安いしで何の疑いもなく住み始めたけど……。実は、住む前に家を見せてもらったとき、1つだけ気になることがあった。室内は白い壁だったんだけど、1か所だけ赤くペンキで塗りつぶされた壁があって。『なんだろこれ……』とちょっと引っかかったんだよね。でもそれより『早く借りたい!』って気持ちが勝って、特にこれについて聞かなかった。
しかも、その赤い壁には黒い大きなシミがあって。やたら目立つのでふき取ってみるんだけど……翌日になるとまた黒いシミができていて……。
それに、そこに住むようになってから、いつも激しい頭痛に悩まされるようになってしまった……。
姉がそこに遊びに来たとき、何か感じたのか、『ここちょっとヤバいかも、出た方がいいよ』って言われる始末で。
元の住人である友達の友達に、『ここってまさか事故物件じゃないよね?』って問いただしたら……『実は、俺の前の住人が……』って打ち明けてくれた。告知義務はないとしても、そういうことはやっぱり最初に言ってほしかったな」(29歳女性)
▽ 確かに、間接的な知り合いが住んでいた家で、かつ条件もいいとなると安心して、「今すぐ借りたい!」って気持ちになりますよね……。「早く借りないと他の人に取られる」って思ってしまいますし。でも住む前にちょっとでも何か引っかかったのなら、やっぱりやめておいた方がいいのかも。そういう直感って、意外と侮れなかったりしますからね。