え、まさかここ…!? 自分の家が「事故物件だと気づいた」衝撃の理由vol.1

2022.03.15

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みなさんは、「事故物件」という言葉を聞いたこと、ありますか? 何らかの理由で入居者が亡くなった場所となる物件を指し、不動産屋には「事故物件であることの告知義務」があるのだそう。ただ、入居者が亡くなり事故物件となった後、他の人が一度入居した場合などは、特に告知義務はないのだとか。そのため、実際に住んでみて「あれ、ここってもしかして……」なんて気づくケースもあるようで……。
ということで、「事故物件だと知らずに借りて住んだら、実は事故物件だった」という経験のある人にインタビュー。事故物件だと気づいた理由について教えてもらいました。


インターホンに出ると…

「社会人なりたてでお金がなく、『とにかく家賃が安い』っていう理由だけで借りた、山手線某駅から徒歩5分のマンション。住んで1か月くらいは普通に快適で。で、1か月を過ぎたある晩、寝ているときにインターホンの鳴る音が何度がした。でもインターホンに出るたびにカメラモニターを見ても、誰もいなくて……。

翌日もそのことが気になり、インターホンのカメラの録画画像を見返していたら……見たことがない若い女性の姿がいくつもうつっていた! 録画時刻を見ると、ちょうど私がインターホンで何度も起こされた時間ぐらい! でもその女性の顔はぼんやりしているし、誰だかよく分からないし、その女性が着ている服はぐっしょり濡れていて……。

怖くなって、事故物件を調べられるサイトで私のマンションの住所を入力してみたら……見事にヒット! 私の前の前の住人の女性が、ここで亡くなっていた。もしかして、録画画像にうつっていた人なのかなぁ……。
その後も玄関のドアをガチャガチャされたりとか怖いことがあったので、入居して3か月で退去。家選びで『安いからって飛びついちゃダメだな』って反省……」(30歳女性)

▽ もしその濡れた服を着た女性がそのマンションで亡くなった人ならば、服が濡れていることと亡くなった原因に何か関係があるのかな……と思ってしまいました。まぁ、そこで亡くなったのが「前の住人」ではなく、「前の前の住人」なら、不動産者さんとしても告知する義務はないですものね……。

2022.03.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by ヨーコ

南の島生まれの迷えるアラフォーライター・編集者。好奇心旺盛で、やや多動気味&HSP気質。霊感はないけれど、優れた直感力には自信アリ。

華山ゆかり

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