それバカにしてるの…?「親の職業への偏見」で子供が傷つく言葉vol.4【社長編】

2022.02.18

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子供の頃周りの人に、「○ちゃんのお父さんの仕事は○○だから……」など、自分の親の職業への「イメージ」や「勝手な思い込み」による微妙な発言をされて、モヤモヤした気持ちになったり、傷ついた経験ってありませんか? 発言した本人としては特に深い意味はなかったり冗談半分だったりしても、言われた側としては「いい気分はしない」って場合もありますよね。
ということで4回にわたり、「親の職業への偏見」で子供が傷つく言葉について、職業別にご紹介したいと思います。


「別荘がいくつもあるんでしょ?」

「ウチの親は、祖父の代から続く会社を経営している、いわゆる社長だけど……そのことでよく子供の頃は『お金持ちでいいな』『お家大きいんでしょ?』『召使いがたくさんいるの?』『別荘がいくつもあるんでしょ?』など、やっかみ半分で言われていた。
ウチは貧乏ではないけど、普段の生活は質素で地味。家だって普通の大きさだし、召使いなんていないし! 何度も潰れそうになったことがある、って父から聞かされているし……。
社長だからってテレビに出てくるような大金持ちなんてほんの一握りだと思うし、金持ちだからって毎日ぜいたくな暮らしをしているわけじゃないと思うけど……。毎回のように『いや、別に違うし……』って答えるのが苦痛だったなぁ……」(24歳女性・親は会社経営者)

▽ 「社長」という言葉を聞くとメディアの影響もあってか、確かに「お金持ち」「羽振りがいい生活をしていそう」なイメージってありますよね。実際そういう人もいるでしょうが、会社を経営するってすごく大変なこと。毎日多忙ですし、多くの従業員の生活を支える責任もありますし、倒産のリスクだってありますしね……。

2022.02.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by ヨーコ

南の島生まれの迷えるアラフォーライター・編集者。好奇心旺盛で、やや多動気味&HSP気質。霊感はないけれど、優れた直感力には自信アリ。