それバカにしてるの…?「親の職業への偏見」で子供が傷つく言葉vol.2【警察官編】
子供の頃周りの人に、「○ちゃんのお父さんの仕事は○○だから……」など、自分の親の職業への「イメージ」や「勝手な思い込み」による微妙な発言をされて、モヤモヤした気持ちになったり、傷ついた経験ってありませんか? 発言した本人としては特に深い意味はなかったり冗談半分だったりしても、言われた側としては「いい気分はしない」って場合もありますよね。
ということで4回にわたり、「親の職業への偏見」で子供が傷つく言葉について、職業別にご紹介したいと思います。
「家でも怖いの?」って…
「ウチの父親は元・警察官。子供の頃はよく、友達とか友達の親に『家でも怖いの?』『悪さしたら警棒で叩かれるの?』とか言われて、それがすごく嫌だったたなぁ……。子供だったから、そういう言葉を真に受けてしまい……。
父は仕事中は知らないけど家では穏やかで、決して子供に手をあげるようなことはなかったし、叩かれたことなんて一度もないし……。父親のことが大好きだし尊敬していたから、そういうふうにからかわれるたびにキレていた」(25歳女性・父親は元・警察官)
▽ 警察官って大変な仕事だし、仕事中いつでもニコニコしていられるわけではないのは確かですが……だからってこの言葉はないですよね。大人になればそういう言葉を「冗談で言っていた」と分かるかもしれませんが……。傷つきやすい子供時代、尊敬する父親についてそんなふうに言われるなんて、嫌な気分になるのは普通だと思います。
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