壊れてないのに「なおしといて！」標準語だと思っていた方言【関西地方編】

何気なく使っている言葉が、じつは方言だったと気づいてビックリすることもありますよね。東京の人に言ったら変な顔をされてしまうことも……！
今回は「他県では伝わらない方言」をご紹介します！　関西地方出身の人ならわかる、あの言葉とは？

モータープール

「仕事中、同僚が運転する車に乗っていたとき、『あそこのモータープールにとめて』って言ったら『プールなんてないですけど……？』って気まずい空気に。他の地方は駐車場のことモータープールって言わないんですね……」（27歳・女性）

▽ 「モータープール」って、知らない人が聞いたら泳ぐほうのプールかと思いますよね。じつは駐車場のことなんです。関西以外で言ったら「何それ！」ってビックリされるかも。

つきだし

「居酒屋に行ったとき『これ、つきだし？』と言ったら『は？』って顔された。普通は『お通し』って言うの？　まさか方言だとは思いませんでした」（30歳・女性）

▽ 「お通し」も地方によって言い方が変わるんです！「つきだし」って、関東地方ではなかなか聞かないですよね。

なおす

「会議で使ったパソコンを、後輩に『これ、なおしといて』と言ったら、後輩が真剣な顔で操作して『どこがおかしいんですか？』って言ってきた。『なおす』は『片づける』って意味なんだけど、方言だったんですね。まさか修理しようとしていたとは……」（31歳・男性）

▽ 九州出身の人も「なおす」と言う人が多いですよね。他の地方に行くと「修理する」という意味だと思う人が多いです。「どこを直すんですか？」と聞かれてビックリすることも！