「今から来るけん」って誰が…? 標準語だと思っていた方言【九州地方編】

2022.02.07

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何気なく使っている言葉が、じつは方言だったと気づいてビックリすることもありますよね。東京の人に言ったら変な顔をされてしまうことも……!
今回は「他県では伝わらない方言」をご紹介します! 九州地方出身の人ならわかる、あの言葉とは?


からう

「リュックを背負うってことを、九州の人は『からう』って言うんです。東京の友達に『リュックからうから待って』って言ったら『え?』って顔されました(笑)」(25歳・女性)

▽ リュックをからう、ランドセルをからうなど、九州地方では一般的に使われているこの方言。「逆に標準語では何て言うの?」って戸惑う人もいるようですね。

腹かく

「知り合いが怒っていたので『そげん腹かかんでも』と言ったら『は? お腹なんてかいてないけど……』ってキョトンとされた。『腹かく』って『腹を立てる』って意味なんだけど、通じませんでした」(40歳・女性)

▽ お腹をボリボリかくイメージですが、じつは怒るという意味なんですよね。初めて聞いたらポカンとしそうです!

今から来るけん

「友達の家に遊びに行くときに『今から来るけん!』と言ったら『誰が?』『私が!』『え?』ってビックリされたことがある。博多では『今から行くね!』って意味なんだけど、知らない人が聞いたらパニックだよね(笑)」(29歳・女性)

▽ 知らない人が聞いたら『一体誰が来るんだ?』と混乱しますね。「行く」と「来る」の表現が違うだけで、会話がかみ合わなくなったり、すれ違いが起きるのもあるあるです!

2022.02.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 原桃子

つい読みたくなるような記事を書いています。猫とナマケモノとサメが好き。世の中にはいろんな人がいて面白いなと思っています。