「机をつる」って何事!? 標準語だと思っていた方言【東海地方編】vol.1
何気なく使っている言葉が、じつは方言だったと気づいてビックリすることもありますよね。東京の人に言ったら変な顔をされてしまうことも……!
今回は「他県では伝わらない方言」をご紹介します! 東海地方出身の人ならわかる、あの言葉とは?
えらい
「体調がしんどいときに『今日えらいわー』って言ったら『何で?』『何したの(笑)?』って言われたので『風邪ひいた』と返したら『は?』って微妙な空気になりました。だるいとかしんどいって意味で『えらい』って言うのは方言なんですよね……」(24歳・女性)
▽ 「えらい」=「偉い人」のイメージを持つ人が多いですよね。「風邪ひいてえらい」は意味が伝わりません……!
あの子と一緒にしんで
「県外の大学に進学したのですが、ある子の悪口を言っているときに『あんたも似たとこあるじゃん(笑)』と言われたので『あの子と一緒にしんでー』と言ったらドン引きされました。『さすがにそこまで言ったらダメでしょ』みたいな空気に……。
名古屋では『一緒にしないで』ということを『一緒にしんで』って言うのですが、冷静に考えると心中するみたいですよね(笑)。誤解を解くのが大変でした」(23歳・女性)
▽ 愛知県民以外は、とんでもない暴言を吐かれたと思ってドン引き……!「一緒にしないでよ」は「一緒にしんでよ」なんですよね。他県では心中を強要するヤバい人になってしまうのです。
机つる
「岐阜県の学校に転校したとき、掃除の時間に『机つってー』と言われました。机をつるって!? まさか天井に吊るすってこと!? 掃除するだけでそこまでする!? って頭をフル回転させました(笑)。
机を運ぶって意味なんですね。ビックリしました」(30歳・女性)
▽ 「机をつる」と言うのも、東海地方あるある。まさか、机を運ぶことだとは思いませんよね……。