実は損する方が多い…!? フリマアプリの「悲しい現実」とは?vol.4

2022.01.06

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みなさんは、スマホやパソコン上で簡単にものを売買できる「フリマアプリ」を利用したことってありますか? 筆者はヘビーユーザーで、ものを売ったり買ったり(どっちかというと売る方が多いですが)と、日常的に使っています。予想外の高値で売れたり、「こんなの欲しい人いる?」と思うような家のガラクタ(笑)に買い手がついたりして驚くことが多いもの。またいろんな人とのやりとりが楽しく、ものが売れたときの達成感もあって、かなりハマっています。
そんな魅力的なフリマアプリですが……フリマアプリをめぐって起こる「悲しいエピソード」もよく耳にします。ではいったいどんなことがあるのか、利用者の方たちに話を聞いてみました!


実は損することの方が多い…!?

・「フリマアプリでものが売れたときの快感がやみつきで、ついいろんなものを出品しちゃう。『これ、売ってもたいした金額にならないよな』とか、『やたら大きいし重いし、売って得るお金より、送料の方がかかるな』ってことも正直よくあるけど、やめられない! ものが売れて購入者から『ありがとうございました!』ってメッセージがきていい評価をしてもらえるとうれしいし、ちょっとした達成感がある。結果的に儲かっているのか、損しているのかよく分からないけど……」(30歳女性)

・「専業主婦だから、フリマアプリで得るお金は私にとって貴重で。夫にも誰にもフリマアプリをやっていることを教えてないから、私にとってヘソクリみたいなもの。人からもらったプレゼントとか、夫のDVDコレクションとか、義母がウチの子のために買ってくれた好みじゃない服とか(笑)、いろいろ売っては得たお金を推しアイドルのグッズやコンサートのチケット代にまわしている。
でもどっちかっていうと、フリマアプリでは売るより買う方が多いかも。売ってお金を得ても、結局その金額以上のお金をフリマアプリで使ってしまって……。だから結果的には損してる? のかも……」(28歳女性)

▽ フリマアプリでのやりとりって面倒なこともありますが、自分が売る側の場合はお店の人になったような気分を味わえますし、買う側の場合は価格交渉で値下げしてもらえたりすると、ちょっとした達成感を得られますよね。売る側は「不要なものを処分できるだけじゃなく、お金を得られる」し、買う側は「欲しいものを、定価より安く買える(ことが多い)」ということで、双方にメリットがたくさん!
もちろんフリマアプリを活用してたくさん利益を得ている人もいますが……断捨離に利用したり、人とのやり取りを楽しんだり、ものが売れる快感を味わったり、というのが目的で「利益を得るのは二の次」な人も実際多いものです。

2022.01.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by ヨーコ

南の島生まれの迷えるアラフォーライター・編集者。好奇心旺盛で、やや多動気味&HSP気質。霊感はないけれど、優れた直感力には自信アリ。