今だからスゴさがわかる! 実際にあった「両親の神対応」のお話
世の中にはさまざまな神対応があります。身近な人、例えば自分の両親がさらっと神対応なんてしていたら、文句なしに自慢の親なわけでして……。子どもの頃に見ていた親の神対応は、大人になった今でも鮮烈に記憶していたりするものです。本日は、Googirl読者のみなさんから「自分の親がしていた神対応」について聞いてきました。
見ず知らずの親子に…
「小学生のとき、父親とゲームセンターに遊びに行った帰りのこと。電車の中で、赤ちゃんがかなり激しくギャン泣きしていて。それを見た父親が、ゲーセンでとったぬいぐるみをさっと出して、赤ちゃんにプレゼントしていました。その子のママがずっとお礼を言っていた姿、よく覚えています」(看護師/30代/男性)
▽ 電車の中で赤ちゃんが大泣きをしていると、周りはどうしても苛立ちを覚えてしまいがちです。ママさんも周りからの視線におされて精神的にキツくなるもの。そんな中で、そっとママさんたちに寄り添える優しさはまさに神対応! 私がそのママだったら泣いてしまうかも。
バスで乗り合わせたおばあちゃんに…
「私が小学生の頃の話です。バスターミナルでバスに乗って発車待ちをしていたとき、乗り込んできたおばあちゃんがバスのタラップでスネを強打してしまって。どんどん足が血まみれになっていくので、父が止血をして応急処置をしたんです。車掌さんに救急車を呼んでもらったり、慌てるおばあちゃんに声をかけたりして。
テキパキと動く様子を見てすごいなぁって憧れました」(会社員/30代/女性)
▽ それはびっくりされましたね。おばあちゃんも、まさかバスのタラップで足を負傷するなんて思わなかったでしょうし、大ごとにならなくて本当によかったです。不測の事態にうろたえることなく、スマートに対処できるなんて、神すぎでしょ……!
びしょ濡れのママに…
「幼稚園の頃でうろ覚えなんですけど、土砂降りの日に、母が立ち往生していた見知らぬ親子に傘をあげていたのを覚えています。傘がなくて、赤ちゃんとびしょ濡れになっていたのを見過ごせなかったみたいです。今、自分が同じ状況でもできないな……」(主婦/20代/女性)
▽ 思い切って声をかけることって、誰にでもできることではないですよね。雨の中、寒くて心細かったであろう親子はきっとものすごく助かったと思いますよ。
神対応って勇気
こんなふうに赤の他人に対して物怖じせずに接することができるのは、「勇気」があってこそですよね。自分が親と同じくらいの年齢になって、改めて親の偉大さを実感するもの。
自分の良心に素直になって、目の前の人に誠実に接することはとても難しいです。人に親切にすることは、でしゃばりになってしまうリスクもありますが、ほどよい距離感でさらっとできる大人は子どもからも魅力的に見えるようです。こんなふうに子どものお手本であるような生き方をしたいなぁと改めて感じた筆者なのでした。