お母さんありがとう! 愛情満載な「親の神対応」とは?【反抗期編】

2021.11.11

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「親にとりあえず『うっせぇ』って言っていた」と友人が言う「反抗期」。思春期の子供側も何かと大変でしたが、それを支える親たちも同様に、戸惑いながらも、子供を最優先に考えた気遣いをしてくれていたかもしれません。親の神対応エピソード・反抗期編をご覧ください!

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殴られた姿を見た母の反応

「学校からの帰り、不良にからまれボコボコにされて帰宅したことがあります。初めての経験だったので、親が騒ぐかなー、でもそっとしておいてほしいなーと思いながら帰宅したら、母親は至って冷静に、『大丈夫?』とだけ言って、タオルだけ渡してくれたのはありがたい対応だと思いました」(30代・男性)

▽ きっとお母さんは、冷静に見えても心の中では、ものすごく心配していたのでしょうね。それでも子供の気持ちを察してくれて、まさに神対応!

卒業シーズン、遅い帰宅に…

「中学3年生の卒業シーズン、クラス仲がとてもよかった私たちは、男女大勢で夜まで遊んだ後、自転車ですら1時間くらいかかる道を、みんなで歩いて帰りました。当然、家に着く時間がすごく遅くなってしまったのですが、お母さんは、仲のいい私たちの気持ちを理解してくれて、叱らないでくれました」(筆者談)

▽ たしか、携帯電話を持っていた友達の親御さんを通して、筆者宅にも歩いて帰っていると連絡がいっていた気がします。ですが、これまた内心、心配してくれていたであろうお母さん。ですが素敵な友達との楽しい日を、怒声で終わらせないであげたいと思ってくれたのでしょうか。でも夜道は危険! 早く帰りましょう。

未来を思い、警察でかばった母

「高校2年の学期末試験が終わった日、友達が2人遊びに来て泊まって行くことになりました。悪ふざけで一人が洋酒を持参し、夜3人で飲んでしまい、外で騒いでしまったので、近所の人に通報されて警察に。我が家の離れが自分の部屋だったので、母親は同級生が来ていることは知っていたけれど、飲酒の件は知りませんでした。
けれど警察で、『酒を出したのは自分です』と言って厳重注意を受けました。母親は『この先、受験やら就職やらで、未来がこの一件でつまずいてしまったら、あんたたちの仲にヒビが入るからね』と言ってから、ずいぶんと叱られました」(60代・男性)

▽ お母さんに対する感謝の気持ちで、同じ過ちを繰り返さないようになるといいですね!

「お弁当いらない!」翌朝の母の行動

「高校時代、母が作ってくれたお弁当を学校に持って行っていました。当時自分は野菜がまったくダメで、茶色いおかずとごはんだけのお弁当でした。ある日、そんな茶色いお弁当を友達にバカにされ、『明日からお弁当いらない!』と母に八つ当たりしました。翌朝、母はなんと、どでかいおにぎり一個を渡してきました。おかずをすべておにぎりの具にした、これで茶色くないでしょ、と。
たしかにそうですが、どでかいおにぎり一個というのも逆に目立ちます。ただ、当時の自分は母の行動に笑ってしまい、そんなおにぎりもかわいく見えました。しかもそのおにぎりは、周りのウケもよかったんです。自分はそのどでかいおにぎりを気に入り、それからは毎日どでかいおにぎりを持って通いました」(30代・男性)

▽ ユニークでかわいいお母さんの優しさが詰まった、愛すべきどでかいおにぎり! 子供が悲しい思いをしないよう、親がしてくれる陰なる努力に感謝感激です!

まとめ

なんかお父さんの話はなかったので、お父さんの神対応(筆者談)を話しますと、高校時代、部活の大会から帰宅したら、ボタンを押すと陽気に歌うくまのぬいぐるみがお父さんから大会に出たごほうびでした。15歳に、歌うくまさん。ある意味、神対応です。

2021.11.11

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記事を書いたのはこの人

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Written by 武井 怜

1988年生まれ。東京都在住。 フリーランスで文章を書いたり短歌を書いたり、絵を描いたり。 過激な心配性です。でも、のんきで大雑把でもあります。 著書:コミックエッセイ『気にしすぎガール〜この世のあらゆる物事に気を遣いすぎる女の日常〜(KADOKAWA)』 Instagram:takeirei Twitter:@kinishisugigirl

三井みちこ

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