もういい加減にしてよ!「時代遅れだ」と思う職場あるある
「働き方もお給料も男女平等」を理想とされつつも、古い体制の会社だとまだまだ男性が強いもの。「男だから」「女だから」という理由で納得のいかないことを指示されると「こんな会社にいたくない」と思ってしまいますよね。
いつまでも時代の流れについていけていない会社にいることに、危機感を覚える人もいるのではないでしょうか。ここではそんな、時代遅れだと思う職場あるあるを聞いてみました。
お茶くみは女性の仕事
「取引先のお客さんがきたときや打ち合わせのときには、男性社員ではなく女性社員がお茶くみをやることっていう決まりがあった。
仕事中、手が空いていないときに同期の男の子に頼んだらやってくれたんだけど、あとで上司に『あれは女性の仕事だから』と言われてびっくり。女性のほうが喜ばれるんだよという謎のルールを押し付けられて気分が悪かった」(20代/IT)
▽ お茶くみは女性の仕事とわけられてしまい、時代遅れだと感じるそう。女性のほうが喜ばれるとは、笑ってしまうくらい謎のルールですね。
朝礼で社訓を唱える
「朝礼で社訓を唱えられることかなぁ。以前、アパレル系の仕事をしていたとき、同業他社との差をつけるために1週間に1度くらいのペースで朝礼のあと社訓を叫ばされていた記憶。転職した今も、前職の社訓は言えるくらい、刷り込みされていたなぁ……。あれになんの意味があったのかわからないままだけど」(30代/アパレル)
▽ 定期的に社訓を唱える習慣がある会社に勤めていたそう。社員が社訓を丸暗記して、口に出して唱えるそうです。
残業している人が高評価
「残業している人が上司からの評価が高くて昇進していくこと。残業していない人のほうが実績とか成果が出ているのに、いつも残って上司とおしゃべりしている人が出世していく……。私からすると、当たり前のように就業時間内に仕事を終わらせず、残業代で稼いでいるって、会社にとって負債でしかないと思うんだけどね」(30代/公務員)
▽ 本当は決められた就業時間内に効率的に仕事を終わらせる人のほうが、会社にとっては利益があるように思いますよね。そこを人情や上司とどれくらい仲がいいのかで決められてしまうとなると、時代遅れだなと感じるものです。
手書きが多い
「申請書類の手書きが多いと遅れているなーって思う。経費の申請とかね、手書きにする意味がないし。うちの会社、給料も手渡しだしいろいろと時代錯誤だなと思う」(30代/建設関係)
▽ 手書きの書類提出が多いことにうんざりしている人もいました。特に上の世代の社員がついていけないため、手書きのままが習慣になっているそう。
飲み会では女性が取りわける
「飲み会でサラダを取りわけたり、お酌したりするのが女性の役割だという暗黙のルールがあるときかな。先輩の女性社員がこそこそと私たち女性社員だけに指示してきたりするとなんだかなぁって思う」(20代/メーカー)
▽ 女性社員がサラダを取りわけるルールがある、という習慣をなくしてほしいですよね。受け継がれるものではないでしょう。