ママなら一度は経験ある!? フリマアプリでのほんわかエピソード
今ではすっかりおなじみのフリマアプリ。最近ではおうちでの巣ごもり期間に、いらなくなったものや長年集めたコレクションを整理するために利用される方も多いようです。本日は、子育て世代のみなさまに、思わずほっこりしてしまったエピソードを聞いてまいりました。
子どもが涙をためて出品しようとした
「某フリマアプリを家族でやってみるかとなったとき、小学生の息子が『これ、高く売れるかなあ』と大人気アニメの原作本を持ってきました。高値で取引されていたので『いけるんじゃない?』と盛り上がり出品してみることに。でも、いよいよになったところで息子が『やっぱ、やめるぅ』と半ベソをかきながら言ってきて。『そこまでしなくてもいいんだよ』と結局やめさせました」(会社員/30代/男性)
▽ 息子さんの泣き顔が目に浮かぶようです。「自分も何か売ってみたい!」というチャレンジ精神に火がついてしまったのかしら。たしかにお金になればうれしいですけれど、大事にしていた漫画がごっそりなくなってしまう喪失感に耐えられなかったのかもしれないですね。お金より思い出ですね。
子どもが内緒で買ってくれたチャーム
「自分は特撮ものが好きです。数年前に好きで集めていたファスナーチャームがありまして。今も仕事用のリュックサックにつけているんです。もう廃番になってしまったので買えないのですが、それを娘がフリマアプリで見つけてプレゼントしてくれました。『今の、もう色がハゲちゃっているから』って。聞けばずっと定期的にチェックしてくれていたみたいで。使うのがもったいないです」(公務員/40代/男性)
▽ 素敵な娘さんですね。廃番になったアイテムでも、根気よく検索して待っているとポンと出品されたりするものですよね。でも、探しているアイテムを出品されたタイミングに購入できるのはまさに一期一会の奇跡です。なんて優しい世界なんだ……。
娘のサイズアウトした帽子の嫁ぎ先は…
「娘が0歳のときにかぶっていたピンク色のレースの帽子を出品しました。そんなに使用頻度もなくてきれいな状態だったので、捨てるのがもったいなくて。購入してくれた方はお孫さんがいるおばあさまでした。後日『孫に買ってあげたお人形にぴったりです。お人形は大きくならないので、ずっと大事に使わせていただきます』とメッセージをくださってほっこりしました。売ってよかったな」(クリエイター/30代/女性)
▽ 赤ちゃんのときのアイテムは、一年すれば使えなくなってしまいますし、何かに作りかえるにしても手間がかかるもの。どうしても箪笥の肥やしになりがちですよね。可愛らしい帽子を被ったお人形さんは、今日もこの世界のどこかで抱きしめてもらっているのでしょう。
まとめ
対面でのフリーマーケットとは違い、文字と写真だけのやり取りで取引できるフリマアプリは、隙間時間でも手軽にでき、非常に便利です。なじみの出品者さんと仲良くなったり、購入者さんと取引中にたわいないメッセージのやり取りをするのはいい気分転換にもなります。ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなれば、当時買えなかったレアアイテムが手に入ったりもする……これだからフリマアプリはやめられませんね。