結婚をせかされる、子どもは? と聞かれる…実は家族がニガテな理由
実は家族がニガテ、という人も少なくないのではないでしょうか。家族といえども、いつも味方でいてくれるとも、一番に自分のことを理解してくれるとも限りません。
そこで今回は、実は家族と過ごすのがニガテだなと思う瞬間について聞いてみました。
結婚をせかしてくる母親がニガテ
「帰省するたびに『30過ぎたのに結婚はまだ?』って聞いてくる母親。『別に結婚だけが人生じゃないでしょ』って言っても『老後一人で暮らすの?』とか『孤独死するよ』とかネガティブなことばかり行ってくる。
私の会社には40代以上でも独身で楽しく過ごしている女の人がたくさんいるし、田舎と東京じゃ結婚に対する価値観が違うって言っても理解してもらえない」(33歳/IT関連)
▽ 結婚の心配をされることが負担になるという人も多いのではないでしょうか。彼女の言う通り、地方と東京では結婚に対する価値観も違いますし、女性の働き先が少なく旦那さんの収入で家計を支えているという家も多いので「結婚しないと食べていけない」と思っている親御さんが多いのではないでしょうか。
孫をせかされる
「結婚して3年目。旦那の都合で子どもができる確率が極めて低いということは知っていて結婚した。私自身は旦那といられれば子どもはどっちでもいい。でも、旦那はやっぱり心苦しく思っているらしい。
旦那のご両親には自分で『オレが原因で子どもができない』と伝えたらしいけど、詮索好きの私の両親には何も言っていない。私も言うつもりはないし。でも、一緒に帰省したときに『子どもは?』と聞いてきたり、『孫は男の子がいい』と言ってきたりするから旦那が気まずそうにしていて申し訳ない」(29歳/医療)
▽ 結婚をせかされたり、孫の誕生をせかされたり、親が子どもを心配しているのも理解できますが、子どもを設けるかどうかはあくまで夫婦間の問題。デリケートな話題なので家族といえども気安く触れないでほしいですよね。
弟の見下してくる感じがツライ
「小さい頃ぽっちゃりしていた私。一方イケメンと言われて育ってきた弟。小さい頃からずっと私のことをバカにして生きてきたし、私も小さい頃は仕方ないって思っていたけれど、今はダイエットもしてぽっちゃりじゃなくなったし、結婚もできた。
なのに、いつまでたっても私を見下したような態度を取る弟と会うのが精神的にキツい」(28歳/養護教諭)
▽ 小さい頃から何も成長していないんですね。大人になったら、相手がたとえ家族であっても人を見下して生きるなんてくだらないし、小さい人間のやることなんだということに気が付けていないようです。
家族ごっこをしているような感覚に陥る
「実家に帰ると、両親も優しいけれどなんだか家族ごっこをしているみたいでニガテ。結婚式で必ずともいえるイベント、『両親への手紙』とか想像しただけで気恥ずかしいし、なんか今さらそういう空気じゃない。
みんなよくあんなことできるなって思って冷めた目で見てしまう。みんなが思っている家族と自分が思っている家族ってちょっと違うのかなって思う」(29歳/証券)
▽ ドラマで見るような家族なんて、ほんの一握りなのではないでしょうか。自分の家族と周囲が抱いている家族像にギャップを感じ、ドラマを見ているときですら家族のシーンが気恥ずかしいと彼女は話してくれました。
まとめ
いかがでしたか。家族がニガテだと思っていてもいいのです、ニガテだと感じるなら、お互いが心地よく感じられる距離感で接すればいいだけなのですから。家族がニガテだと思っていること自体は罪でも何でもありません。
まずは、自分の心の奥底にある気持ちを認め、お互いにとっていい距離を考えてみることが大事ですね。