それはちょっと…! 美容師さんが困るお客さまのオーダー【前編】
美容院に行ってスッキリするのが毎月の楽しみだという人も多いのではないでしょうか? ですが、何気ないオーダーの仕方にイラっとされていることも……。今回は「実は美容師さんが困っているお客さまのオーダー」についてご紹介します!
美容師さんが困るオーダーの仕方
「どういうのがいいと思います?」
「カウンセリングのときに『私ってどういうのが似合うと思います?』ってクイズを出されること。似合いそうなヘアスタイルを言っても『そういうのはちょっと……』って、ちゃんとこだわりがあるみたいだし。最初に希望の髪型を教えてくれたほうが、似合うカットを提案できるのに。正直時間がもったいないです」(27歳・女性)
▽ カウンセリングの時間は限られていますからね……。こだわりがあるなら、先に言っておいたほうがお互いのためです!
「キャラメルミルクティーベージュで」
「美容師のインスタで、ヘアスタイルの写真と一緒に『キャラメルミルクティーベージュ』『ラベンダーチョコレートアッシュ』みたいなオシャレなカラーの名前が書かれていることが多いんですけど、それってその美容師が勝手につけたカラーの名前なんですよね。
初めて来たお客さんに『キャラメルミルクティーベージュで!』って言われても『待って、それどんな色!?』って内心戸惑っています(笑)。できれば写真を見せてください!」(28歳・男性)
▽ オシャレなカラーの名称って、全サロン共通の名前ではないのです。それを知らずに美容師さんに言ってしまうと、困惑させてしまうようですね。写真を見せるのがいちばんです!
カウンセリングシートに…
「新規のお客さまで、カウンセリングシートにビッシリ要望を書いている人を担当するときはかなり緊張する。『この部分は癖が出やすいからカットはこうで~』とか『必要以上に話しかけないで~』とか、こだわりが強い人はクレームになりやすいから、めちゃくちゃ気合を入れています……。
トラブルにならないよう、ちゃんと書いてくれたほうがいいけど、プレッシャーは感じますね(笑)」(28歳・女性)
▽ 美容師さんとしては、自分の要望はハッキリ書いてくれたほうがありがたいそうです。しかし、枠いっぱいにビッシリ書かれていると「気難しい人なのかな……」とプレッシャーを感じることも。
全部書かずに、カウンセリングのときに話すようにするだけでも印象が変わるかもしれませんね。逆に、絶対に失敗されたくないときは、たくさん書いておいたほうがいいのかもしれません!
次回も引き続き「美容師さんが困るオーダーの仕方」についてご紹介します。