採血時に目をそらす…毎年のことなのに慣れない「健康診断あるある」
毎年決まった時期に行われる、健康診断。「もうそんな時期か……」と時間の流れの早さを感じる目安にもなります。そんな健康診断ですが、内容や手順はほとんど変わらないのに、なぜか慣れない検査ってありませんか?
ということで今回は、採血が苦手すぎて検診中に平常心を保てない筆者が、健康診断あるあるをご紹介します。
なぜか慣れない「健康診断あるある」
事前に問診票を渡されただけで、なんだかソワソワしてしまいませんか? いくつになっても健康診断と聞くと、ちょっとした緊張感がはしるもの。体のためにも大切なことはわかっているんですけどね。それでは、さっそく健康診断あるあるを見ていきましょう。
採血時になぜか強がる
献血が趣味という方は「は?」という感じでしょうが、血が苦手な人種というものが一定数おりまして……。けれど、いい大人ともなると採血時に取り乱すことはできません。血が抜かれている腕からはできるだけ目をそらし、遠い未来に思いをはせます。
そうやってなんとか「採血なんか苦手じゃないです」アピールをしますが、看護師さんは患者さんの様子に敏感なもの。強がっても高確率で見抜かれています。
足のマーク通りに立つ
健康診断といえば身体測定! 身長が縮んでいたらどうしよう、体重が減っていますようになど、いろいろな思いがこみ上げます。それはさておき足マークとは、身長と体重が同時に測れる測定器に見られるもの。そう、測定器の台にあるつま先を45度くらいに開いて立ったような足マークです。
同じように立たなくてもいいとはわかっていながら、なぜか足マーク通りに立ちがち。ものすごく姿勢よく身長を測られ、恥ずかしい瞬間です。「来年からはもっとラフに!」と思うものの、その場に立つとすっかり忘れてしまいますよね。
顔を取りつくろうのに必死
内科の診察時には触診がありますよね。聴診器を当てられるくらいならなんてことはないですが、問題は台に仰向けになったときです。脇腹をぐっと押されたり、トントンされたりと、くすぐったがりにはもはや拷問。
しかし採血時と同じように、取り乱すわけにはいきません。どんなにくすぐったくても真顔を貫きます。最大のピンチは、先生に「力を抜いてください」と言われたとき。くすぐったさからうまく脱力できない人もいるのではないでしょうか。
表情はごまかせても、体のこわばりから先生にはきっとバレているのです。
息を止めていられるか不安
胸のレントゲンを撮るときには、技師さんに「息を止めてください」と言われますよね。あまりにも流れるように指示を出されるため、タイミングを逃しがち。とりあえず失敗したことはないものの、毎年言われるこのセリフに「え、止められるかな」と、一瞬自信をなくす人は多いのでは?
量が足りない
「なんでさっきトイレに行っちゃったの、自分……」と、多くの人がミスをするのが尿検査です。毎年、全年齢対象で欠かさずある検査項目だというのに、つい「検診の前にトイレに行っておこう」などと、余裕のある大人だからこそやってしまいがち。
どうにかこうにか規定量ギリギリか、ちょっと足りないくらいで勝負に出るのが毎年の恒例になっていたり。それでもなんとかなっているので、同じ過ちを繰り返してしまいます。いつかは健康診断で慌てないかっこいい女性になりたいものです。