自分に「都合よく」生きよう! 人生が楽しくなる「ポジティブ変換語録」
「え、そんな大変なことになっても落ち込まないの?」といった具合に、モチベーションが常に高く維持されている人っていますよね。そういう人を見ると、「なんでもうまくやれちゃう能力の高い人なんだな」と、自分には到底及ばない存在のように思えて、ますます落ち込みます。
けれど、そんなポジティブになるか、ネガティブになるかの違いは、ほんの少しの考え方だったりするものです。
お手本にしたいポジティブ変換語録
「嫌なことがあっても気にしないようにしなきゃ…」
「気にしないのは無理! かわりに都合よく考える」(管理栄養士・30歳女性)
▽ 一度意識してしまったことは気になって当然。「気にしない」ということは「嫌だな」と思った自分の気持ちをも無視していることになりますよね。
では、その気持ちを無視せずに受け入れるにはどうしたらいいのでしょう……それは、ズバリ都合よく言い換えてしまうこと! まさにこれがポジティブ変換のおおもとになる考え方です。
「どうすれば自分の心が自然と楽になるの……」「楽しいことを考えられるようになりたい!」そんなときは、嫌なことから無理やり目をそらすのではなく、自分の都合がいいように置き換えてしまうのが一番!
「悩みがない人になりたいけど、悩んでしまう…」
「悩みを解決するためならいくらでも悩む人でありたい」(デザイナー・29歳女性)
▽ 前に進むために悩むのならあり! 悩むことを拒むのではなく、どんな悩みも味方にするくらいの気持ちでむしろ歓迎しちゃいましょう。
「彼は結婚の話を無視するし、きっと結婚する気がないんだ…」
「結婚の話を無視する彼は、サプライズでプロポーズしようとしているんだと思う」(ツアーコンダクター・29歳女性)
▽ なるほど、驚かせようとしているからあえて無視しているということか……! 自分に都合がいい解釈と言えばそうだけど、妙に納得がいきます。ポジティブへ変換するときは、「納得できる内容かどうか」というところも大きなポイント。
変換したことに納得できなければ、「実際そんなわけないだろうなぁ……」とすぐにモチベーションが下がってしまいますからね!
「他人の仕事のやり方にいつもイライラする私は心が狭いんだなあ…」
「それだけ責任を持って真剣に仕事してるってこと!」(医療事務・26歳女性)
▽ テキトーでいいや、と思って仕事している人はきっと他人の仕事のことまで気にしないですよね。自分以外の人の仕事内容も分かっているということでもあるので、人と一緒に仕事をしていく上ではむしろ必要な能力。
イライラすることは決してマイナスなことばかりではないけれど、もしそんな自分に疲れてしまったら少し肩の力を抜くことも忘れないようにしましょう。
「ネガティブな出来事を引き寄せるから、落ち込まないようにしなきゃ」
「こんなふうに思える自分には、ちょっと落ち込んだくらいじゃマイナスな出来事は寄ってこない」(福祉・31歳女性)
▽ 落ち込んじゃダメ! と自分を奮い立たせられる心の強い人、ということですもんね。ちょっとやそっと落ち込んだくらいじゃ、ネガティブくんは近づくこともできません。なので安心して弱音を吐いてください。
まとめ
ポジティブ変換語録を見ていると、自分を不自由にしてしまう原因は「ちょっとした工夫が足りないだけ」ということがわかります。
そして、常に前向きに元気でいることがポジティブというわけでもなく、心がホッとするような、それこそ自分に都合のいい気持ちや言葉の変換が大切なのですね。