素敵な女性は「ひとりの時間」に磨かれる

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2019.10.22.Tue

「ひとりの時間には、自分の気持ちに素直になれます。」そう語るのは上質なものを少しだけ持つ人生=ミニマムリッチ(R)ライフを提唱する、ライフスタイルコンサルタントの横田真由子さん。連載企画、女ひとり上手。六回目は、横田さんの著書『本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる』(クロスメディア・パブリッシング)をご紹介します。

「ひとり時間」に磨かれる

ひとり時間の質を上げたいとき

ひとりの時間を過ごしているとき、人は自然と自分と向き合うことになります。だからこそ、「今、自分はどうしたいのか」という気持ちを大切にできて、自分らしい幸せな生き方を求めて、行動に移せるわけです。
某名門ブランドで販売員として働いていた横田さんは当時、数多くの“自由で上質なひとりの時間を楽しむお客さま”と出会っていたそう。その人たちとコミュニケーションするなかで気づいたことをこう綴っています。

「ひとりの時間を大切にしている人は、自分の癒やし方や感性の磨き方を知っていて、ポテンシャルをキープしている人です(中略)「ひとりの時間」のクオリティを上げることで、上質で心豊かな毎日が手に入ります」(5ページから引用)

具体的に「ひとりの時間」の質を良くする、とはどのようなことなのでしょうか。本書から今日からでも実践できる内容をいくつかご紹介します。

生き急がずに丁寧な時間を重ねる

chapter1「ゆとりを取り戻すための丁寧な時間の重ね方」では、時間を確認するときにスマホを使っている人は、お気に入りの腕時計を着けてみる・スマホを見ない・スマホを持ち歩かない「アナログな時間」をあえて作る。平日は難しくても、休日にゆっくり散歩をする、ながら作業をやめるなど、そのときその瞬間、忙しさに絡め取られるのではなく一呼吸置くようにゆったりと生きることに関する提案がなされています。

時間を丁寧に重ねるというのは、自分という人間を大切に、丁寧に扱うことに他なりません。体にやさしい食事を作る・体を温める・美顔器で肌をケアする・知性を磨くための書籍を読むなど、1日10分でも良いので、自分に手をかける時間を確保してみてはいかがでしょうか。

本当に必要なものだけに囲まれる

chapter2「時間とお金のハッピーなバランス感覚」では、部屋のインテリアから洋服の買い方に至るまで、時間をうまく使ってお金を生み出す方法が綴られています。
たとえば、クローゼットや本棚、テーブルの上などを見渡してみてください。「これはもう何年も着ていないな」という服や、「これはだいぶ前に買ったけど、ずいぶん長い間読んでないな」と思う本が置いてありませんか。実はそれらはすべて、今の自分には必要のないものなのです。
本当に必要なものだけに囲まれたらどうか想像してみてください。自分が気に入ってよく使うものばかりであれば、散らかることもないので心地よく過ごせるはず。

横田さんは上質な時間を過ごすための部屋作りとして、「部屋の1カ所だけ、ほんの小さな範囲だけを自分だけの大好きな空間にして、そこだけはキレイな状態をキープすること」を勧めています。
部屋のすべてを完璧にするのは無理。とくに家族や同棲相手がいる場合は、独身者と比べると自由度が低くなります。だからこそ、気に入っているささやかな1コーナーだけ、余計なものを置かずに、自分の“好き”とセンスを生かして整えよう、というのです。
そこでひとりの時間を過ごせば、落ち着いた気持ちになれ、自分らしいインスピレーションが湧いてくる――そうなれば大成功だといえます。

時間のスペースを空けておいて、新しいものを吸収する

chapter4「仕事も人間関係も余白を持たせて質を上げる」で横田さんが提案するのは、スペースを空けておいて、新しいものが入ってくるよう備えること。たとえば、気の進まない仕事や誘いの話が来たとき、まずは一度棚卸しをするのがおすすめなのだとか。やるべきこと/やりたいこと/できることの3つを書き出して整理してみると、「自分でなくても良いこと」を手放し、「自分でなければいけないこと」を引き寄せることができるようになるのです。

誰かと会う予定がスケジュールにギチギチに入っている――そんな人は心身共にお疲れモードではありませんか。
余裕と余白がないと無理がたたって、決して良い結果に結びつきません。忙しいのは誰しもの共通ですが、そのなかでもゆとりを持てるようにしたり、なるべく詰め込みすぎないようにしたりと、工夫することはできます。
自分でなくても良いことを無理にこなそうとすると、心が荒れてしまって余計に時間がかかったり、時間をロスしてひとりの時間が減ったりすることもあります。しかし「自分でなければいけないこと」であれば、使命感を持って進めることができるだけでなく、それ自体を嫌に思うこともなくなります。結果、集中モードに入れて、新たな時間を生み出すことができるのです。

「女性のひとり時間」にフォーカスして、素敵な女性がひとり時間をどう過ごしているか取材したり、ひとりを楽しめるコンテンツやスポットを紹介したり、ひとり旅について取り上げたりする本連載【女ひとり上手】。
次回の第7回目では、ひとりで楽しめる選りすぐりのコンテンツたちをご紹介します。どうぞお楽しみに。

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記事を書いたのはこの人

Written by

池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。
写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子