「お母さんに愛されていたな」と感じる子どもの頃のエピソード【前編】
親元を離れると、改めてお母さんの偉大さを実感するもの。幼少期は反抗ばかりしていたけれど、実は大きな愛で守られていたのだと気づきます。
そこで今回は「『お母さんに愛されていたな』と感じる子どもの頃のエピソード」についてご紹介します。
お母さんの分までを食べさせてくれた
「『お母さんも食べないの?』とアイスやプリンを勧めても、『お母さんはいらないから○○(私)があとで食べな』と言ってくれていた。いま考えるとあえて私の分を取っておいてくれたんだろうな……」(20代/接客)
▽ おいしいお肉やスイーツがあっても、自分は手を付けずに子どもへ譲る母。当時は「お母さんってあまり食べないよな」なんて思っていましたが、いまになると私たちのために遠慮していたんだとわかります。
そのぶん、子どもが残した食事はお母さんが食べてくれていたり……。なんだか無償の愛を感じますよね。
体調が悪いときに看病してくれた
「子どもの頃は体が弱く、入院することが多かったのですが、母はいつも仕事の合間をぬって懸命に看病してくれた。しかも退院したあとも同級生に遅れを取らないようにと、自宅で勉強も教えてくれたんです。当時は自分のことで精いっぱいだったけれど、子どもができてその大変さに気が付きました。お母さんありがとう!」(30代/主婦)
▽ 一人暮らしのときに困るのが、体調不良。具合の悪い中、すべてひとりでこなさなければなりません。そのときはじめて母の看病のありがたみに気が付きます。
また、我が子が高熱でグッタリしていると、胸がギュッと締め付けられるもの。当時、お母さんが苦しむ自分を見て「お母さんが変わってあげたい……」とつぶやいたこともありましたが、あれは本心だったのだろうなと気づかされるのです。
口酸っぱく注意してくれた
「挨拶や食事のマナー、箸や鉛筆の持ちかたなど……。母には幼少期から厳しくしつけられてきた。当時は『うるさいな』としか思っていなかったけれど、大人になってからすごく役立っている。感謝していますね」(30代/一般事務)
▽ 「お箸はちゃんと持ちなさい!」「歯はしっかり磨きなさい!」など毎日のように注意されると、つい反発したくなるもの。「箸なんて持てればなんでもよくない?」「歯磨き面倒くさいんだよな~」と不満が溜まっていきます。
でも大人になったいま、お母さんの教えがすべて役に立っていることに気づきます。「あのとき口酸っぱく注意してくれたのは、私を思ってのことだったのだな」とわかるのです。
まとめ
当時は気づかなかった母の愛情も、アラサーを超えるとだんだん身に染みてきます。
「『お母さんに愛されていたな』と感じる子どもの頃のエピソード」は、後編に続きます!